ふなはしゆめとブログ

既存のメーカーと180度反対のことをやっているルアーメーカーです。消費者目線で開発していきます。業界初の電気式エイガード、アクティブエイガードシリーズを販売しています。 販売先は以下 https://auctions.yahoo.co.jp/seller/funahashi_y 政治の話は下の「政治(NHK党)」をどうぞ

    2014年01月

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    日本全国187人のファンのみなさまこんにちは

    本日は新年会で帰りは雪の予報です。もちろん飲みません。

    ウーロン茶かジュースです、のふなです。





    ■クラウドルアーズ Introduction1





    心に引っかかる言葉を1つ1つ書いていく、第1回

     

    クラウドルアーズがちょっとづつ進んでいる。

    でも開店まで、もう少し時間がかかりそうだ。

    そこで、なぜ、クラウドルアーズを立ち上げようと

    思ったのか、その思いを書いて見ようと思う。

    これをやっておかないと、結局色眼鏡で見られて終わる気がするので。

     



    心に喉にひっかかる魚のホネのように何か引っかかる言葉があった。

    その言葉を1つ1つ書いていこうと思う。

     



    あれはいつしかのTSST(http://www.fimosw.com/u/funa/w3bYmz6OLJJrAN

    成績はまったくダメだったのだがじゃんけん大会でSAKUKE SHADを

    GETした。そのSASUKE SHADはショップオリジナルカラー候補だったのだが

    ボツになった。店員さん(だと思う)が考えたカラーだった。

     



    「僕が考えたんですけど、ボツになりました。だから売ってないカラーです。

     でも釣れるはずなんです。使って釣れたら報告して欲しいです。」

     



    というような話をしてたと思う。

    確か、使ってみて根掛かりしてしまったので魚をかけることが出来なかったが

    ボツカラーだから釣れないってことはないんじゃないかと思っていた。

     



    その時、カラーについてふと疑問を抱いた。

    販売されるカラーの基準ってなんだろうと。

    どのようにして決まるのかな。

     



    最大限に善意に解釈すると、きっとオリジナルカラーを決定するスケジュールに

    おいて、カラー決定からサンプル作成、そして実釣で成果を出してレポート提出の

    期限に間に合わなかったのかな、っと。

    特に、実釣での成果報告がいろんな理由で遅れたのかなーと。

    彼には彼の理論があり、ハマルパターンがあり、その目的で作ったはずだ。

    何投げても釣れる状況でしか釣れないというルアーじゃなくて

    こういう場面でハマルよ、と。

     



    その時期とスケジュールが合わなかったら結果が出せず、ボツになるだろうな。

    悲劇でしかない。

    それを実力と言い切ってしまうにはなかなか難しい。

    結果、彼の理論とその理論を具現化したルアーは陽の目を見ることはなかった。

    おそらく、世の中には独自の理論と独自の世界観を持っている釣り人は

    いっぱい居るはずだ。なぜ、陽の目を見ないのだろう。

    そこに大きい壁があるからではないか?と考えた。

    ならばその壁をぶち壊す方法はないのだろうか、と。

    いわゆるブレイクスルーする状態には何が必要なのだろうかと。



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    日本全国187人のファンのみなさまこんにちは

    今週、サンプルルアーが届くらしい、ふなです。



    カラーには機能があると昨日の記事には書きました。

    でも、BlueBlueカラーは機能ではないのです。



    そこで、、もしBlueBlueカラーに釣るための「機能」があったら

    その機能はなんなのか、を考えてみたいと思います。



    記事を書いている途中で村岡さんが、ブルーブルーはなぜ釣れるかわからない

    でも釣れるカラーというコメントを頂いたので、あえてなぜ釣れるか?を

    考えて見たいと思います。





    ニコ動画で、質問したことがあるのですが、

    ブルーブルーのカラーは銀という回答でした。

    銀ボディのブルーバック、ブルーベリーということになります。



    ブルーバックは理解出来るのだが、ブリーベリーはお腹が背中の色ってどういう意味だろうと。

    そこで機能を考えてみた。

    これはダブルカラーではないだろうか、と。



    ダブルカラーと言ってもたぶんぐぐっても出てこない。

    なぜならふなの造語だからだ。



    女の子で言えば、背中にもおっぱいと顔があるって感じだ。

    #そんなたとえしか思いうかばない。

    あとはマギー審司の携帯の色が変わるマジックというか。

    リバーシブルの上着とか、、いいたとえが全然出ないけど。

    あ、そうだ、両面テープ!だめか?



    イワシやボラの背中が青いのは

    鳥が上空からベイトを見たときに海と同じ色で発見されにくいわけで

    そんな魚のお腹の色は銀で、シーバスが水面を見上げたときに

    発見されにくい色であるというのはご存知だと思います。



    そのため、もし、シーバスが水面を見上げたときに

    背中向いて泳いでいるベイトがいたら、どう思うか。

    ひっくり返って泳いでいるように見えるわけです。

    バスのルアーにもデッドベイトという名前で

    そんな機能のルアーがありました。

    弱ったベイトに見えるわけで、これがバイトを誘う機能ではないかと

    考えました。



    それが1つ目のカラーの意味で、

    2つ目は、水面ではなく、中層から底にかけて

    ルアーが泳いでいた場合、

    通常、水面を泳いでいるベイトがあえて危険を冒して

    中層、底を泳ぐ理由はなんだろうか、と。

    安全な水面エリアを泳がない理由は何かということになります。



    底にステイするような泳ぎで通常は水面を泳いでいるベイト、、、

    そうですね、弱って群れからはぐれて、海底に落ちたベイトに見えるわけです。

    これがブルーブルーカラーの持つ、「機能」ではないか、ということです。



    両方が背中に見えるという「機能」。

    だからダブルカラーというかダブルバックというジャンルのカラーなのではないかと

    ここでは言葉を統一するためにダブルカラーと命名しときます。

    ダブルカラーに対し、シングルカラーがあるとします。

    それはブルーバック、シルバーベリーでいわゆる元気なベイトを演出するカラーではないかと

    思うわけです。

    そうですね、従来の1つのルアーは1匹のベイトに見えるカラー方式です。

    とすれば、アクションでベイトを演出しないといけない。





    この場合は水面を泳いでいれば元気なベイトに見えるので

    弱ったベイトには見えません。



    となると、ダブルカラーのバイトチャンスは理論値で2倍になります。

    1つのルアーが2匹のベイトに見えるわけなのです。

    それがダブルカラーであり、具現化した製品がブルーブルーカラーなのかもしれません。



    ということは、ブラックブラックカラーとかグリーングリーンカラーも

    バイトチャンスが理論値2倍のダブルカラーということになります。

    ちなみに、ブラックブラックカラーは

    銀ボディのブラックバック、ブラックベリーということになり

    グリーングリーンカラーは

    銀ボディのグリーンバック、グリーンベリーということになります。

    銀ボディもベースは金ボディやアルミボディ、ホワイトボディ、イエローボディ、乳白色ボディと

    いう可能性も含めると、かなりのカラーチャートが完成すると思うわけです。





    逆にタチウオのようなベリーを目掛けて来る魚にとっては

    オレンジオレンジカラーとか、ピンクピンクカラーとかホワイトホワイトカラーとか

    グローグローカラーが、バイトチャンスが理論値2倍のダブルカラーという

    ことになりそうです。



    こう考えると釣れる色っていうのがあるのかも知れないですね。

    釣れるというか、釣れやすい色というか。魚のDNAに訴えかける色というか。

    理論値でのバイト数が従来のカラーの2倍あるカラーというジャンルがなかった

    わけで、それが出来たのがブルーブルーカラーなのかな、と思います。

    今まではシングルカラーでしかカラーリングを考えてこなかったわけですから。



    以上はまったくの想像ですから、他の色のダブルカラーのルアーを

    作って釣果を調べないと真実はわかりません。



    よし、今年のトレンドはダブルカラーで、従来のカラーのバイト数2倍、の倍返しだ!

    #もう古い!

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    日本全国183人のファンのみなさまこんにちは

    釣り収めはブリ、釣り始めはボラのふなです。



    ルアービルダーの99%がハマル罠があると思っています。



    釣れるアクションや釣れるカラーが存在すると思い、それ探す行動そのものなのです。



    それは釣果があればその原因を考え、

    釣果が無ければその原因を考えるという行動です。





    1960年代にアメリカの心理学者が考えた有名な実験があります。



    >実験でポイントが入る仕組みは、別室にいる金魚が水槽を横切るとポイントが入るようになっていて

    >彼らの行動は全く関係ない。100ポイント取ったら500ポンドの賞金が出る。

    >彼らは目の前のポイント表示に夢中になり頭上に

    >「ドアを開けたら賞金15万ポンド」と書かれていることに気づかなかった。

    >彼らは100ポイントゲットし500ポンドゲットした。ダレン・ブラウンは

    >「人間には起きた現象に対しその原因を探してしまう習性がある」とまとめた。



    つまり、釣れたのはXXのアクションが良かったせいだ、釣れたのはXXXカラーだから、

    と原因を探してしまう習性があるのです。



    もし、魚がバイトする、しないがまったく別のパラメータだったら

    アクションや色は関係ないことになります。



    でも、そこに正解があると信じて原因を探してしまう、それが人間なのです。



    そもそも、釣れるアクションなどどいうものが存在しているかどうかも怪しいのです。

    ルアーの期限はラパラの1936年が最初です。

    その頃から、リップでルアーをアクションさせるという仕組み自体は

    80年くらい経っていますが、変わっていません。

    その呪縛は80年経った今もメインストリームとして変わっていないのです。



    リップでルアーをアクションさせると魚が食いつく、と洗脳されているのだと思います。

    その中に釣れるアクションがあるとは思えません。

    逆に言うと、釣れないアクションというものの存在しないと思います。

    そう考えると、釣れるアクション、という概念そのものがないのではないか?と思うわけです。



    同様にカラーも同じです。釣れるカラーというものは存在しないのではないか?と思うわけです。



    鮭やサクラマスの釣りをしている人ならわかると思うんですが

    食うか食わないかは運次第という面が大きいと知っています。



    また純粋な比較は出来ないと思っています。

    使ってみて、どっちが釣れるか?という比較も状況がまったく同じでない限り

    比較にもならないと思うわけです。



    じゃあ何がキーなのかというと、純粋にベイトサイズとフォルムとレンジかな、って思っています。

    ローリングやウォブリングの比率やカラーはほぼ関係ないと思います。



    ただし、釣れない色というのはあります。

    それは「黄色と黒」です。

    自然界で「黄色と黒」と言えばそれは猛毒を持つサインです。

    蜂にしろ、海蛇にしろ、猛毒を持つサインなので、

    そのゼブラカラーは釣れない色となります。

    この色のルアーを見たことが無いのはそのせいです。

    これも実験によって、動物が本能的に拒絶する色と判明しています。



    釣れない色があるのだから、釣れる色があるに違いない、と

    思うのも当然なのですが、実際はないと思います。



    匂いや、味にも実験結果があります。

    釣れない匂いのトップはタバコのヤニです。

    これも実験結果で証明されております。

    出典はなにかの論文だったと思います。

    魚を釣ろうと思ったらタバコを止めることです。

    タバコを吸う人に釣り名人なし、というところでしょうか。

    釣れる味というのはバークレイが水槽で行なっている実験くらいかな。





    アクションに関しては、釣れるアクションはあります。

    おい!前述でないって書いたはずだぞ、と突っ込みたいですが

    それはプラグのアクションの横の泳ぎの話です。

    魚は落ちるものに異常に反応します。

    多くのルアーがシンキングになっているのはそのせいです。

    メタルジグやスピナーベイト、ジグヘッドさえも水に沈む物が多く

    フローティングの設定がないのも、そのせいです。

    #フローティングのメタルジグってどんなのだろう、、、

    何かの実験結果を見たと思いましたが、水面から落ちる餌と底から浮かぶ餌の

    実験だったような。



    判明しているのはそのくらいで、それ以上は実験データがなく

    「釣り人の経験」というデータ化されていないバイアスのかかった

    記憶が、データとしている人が多い。

    それはデータではなく記憶なので、都合のいいように理解され、

    都合の悪いデータは無視するということだと思っています。



    へらぶな釣りでも、この時期だと、バラケが抜けきってから、食わせのみに

    なった場合に、誘って当たりを取る、ということがよく言われていますが

    じゃあ誘いをかけなかったらアタリは無かったのか、という検証が出来ない。

    隣に座って同じ餌で同じ仕掛けで、やってみてもへらぶなの寄り方が同じではないので、、

    もっとも、100匹 VS 1匹なら、なるほど誘いを入れたほうが釣れる、という結果には

    納得がいきますが、100匹 VS 99匹、なら誤差だと思うわけです。

    誰か実験しないかなぁ。



    あるへらぶな釣り師の人の言葉ですが、

    「いい餌が悪い餌かは魚が決める」

    私は餌を作るのが下手なので、空気の入ったほわっとした餌がなかなか作れずに

    いつも練ったベトッとした餌しか作れずに師匠にダメだしをされましたが

    その餌がダメかどうか決めるのは人間ではなく魚だ、ということを師匠の大先輩が

    言っていたのを覚えています。



    ルアーも同じ、いいルアーか悪いルアーを決めるのは人間ではなく魚なのです。

    そうすると、ルアービルダーの手法も変わってくるはずです。

    こういう動きが出るように作りました、というのは無意味で

    どちらかというとプラシーボ効果しか期待できないのではないかなっと。

    「このルアーは2000円もしたのだから100円より20倍釣れるはず」

    「XXXアクションが釣れるはずだからきっと釣れるはず」のようなプラシーボ効果のみではないかなぁ。



    ルアービルダーの99%は「釣れるアクション」や「釣れるカラー」を

    追求して作ると思うんですが、そんなものは存在しない。

    どんなアクションでも、どんなカラーでも釣れる、という仮説のもとに

    ルアーを作るとまったく手法が違ってくると思います。

    #もちろん、釣れない色を除く。



    なんで、こんなことを考えたかと言うと、そのきっかかは

    BlueBlue カラーでした。

    機能を具現化したカラーではなく、コンセプトのカラーです。

    青い空、青い海、これをルアーのカラーにしたところで

    「青い空と青い海を守ろうと思うからこのルアーにバイトしよう」とは

    魚は思わないわけで、

    機能でないカラーはなんのためにあるのか、なぜ釣れるのか、を

    考えて見ると、そういう結論に至りました。

    釣れる色というものが存在しなければ、この仮説はうまく説明が付くのです。



    機能を具現化するカラーというのは

    例えば、ボラの幼魚の背中の色はグリーンです。

    なので、背中をグリーンに塗るのはボラのイミテーションという「機能」です。

    セグロイワシをイミテーションするには背中は黒にするという機能です。

    オレンジベリーは淡水魚のメスの婚姻色の具現化とか

    レッドヘッドはいろんな説があります。

    赤い色がエラから血を出しているように見える、とか

    赤は水深があると見えなくなる色なので、体を小さく見せる意味で頭が赤い、とか

    やっぱり「機能」の具現化なのです。

    アルミ貼りは、あらゆる波長の反射率が高い物質でアルミを使用する、という意味での「機能」です。

    コットンキャンディカラーはカラーではなくて柄であるという持論で

    どれかの色がベイトと認識してくれればいいという色だという「機能」だと思っています。



    ところがBlueBlueカラーは「機能」の具現化ではありませんでした。

    機能のないカラー、それはいったいなんだろうと。



    そこでたどりついた答えが「釣れるカラーというものは存在しない」という仮説でした。

    もしもBlueBlueカラーに機能の役割があれば説明されているはずなのですが

    それがないということは、機能ではないカラーということになる。

    機能を持たないカラーが釣れるということは説明できないのですね。



    さて、それが正しいか正しくないか、調べる方法も思いつかないんだな。

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