全世界のファンのみなさまこんにちは
タチウオの大会に出られない、、ふなです。
7月20日のオーシャンドミネーター・ジギングサーキット・東京湾タチウオラウンドに
目標を設定していましたが、奥さんがパートで出られないことが判明。
ああ、日曜日と思っていたんだよな、祝日の月曜日じゃないか、、、、、、。
ちぇ!また来年!ということで、スケジュールがのんびりになりました。
って言っても6月はスケジュールいっぱい。
7月からぽつぽつ空いている。
秋にもあるでしょ、それにジギングタチウオの大会は別にありそう。
日刊スポーツとかないかな?
まあいいや。ってことで、まったく新しいタチウオ用メタルジグを作りたい。
去年のタチウオシーズンで感じた、「大きいドラゴンを狙って釣る」ことが
出来るメタルジグなのです。
持論のタチウオ理論が具現化されて市販されているメタルジグがないのです。
そのため0から作るんだけど、マスターの作り方がいまいちわかんない
そこで、市販ジグにパテ追加で、成形しようと思ったんだけど
パテが硬い!全然削れん!ってことにパテが乾燥してから気が付いて
もとい、やり直し。
物の本(WEB)によると木でマスターを作るらしいので、ダイソーで桐板を買ってきて
それを切り出し、削ることにする。
木パテも柔らかいらしいので、購入。
なんだけど、、、
木さえ削るのが大変ね。
サンドペーパーは60,100,150,180,240,300,600,1000と
かなり細かく用意した。
まずはのこで、大体の大きさに切りだし、削っていく。
微妙な曲線はなく、アルミテープとかホロとか貼りやすいように
直線と平面の組み合わせで。
切り出したあとはカッターで削り、紙やすりで仕上げていくんだけど
木の厚さが厚いので薄くするのが大変。
とにかく机の上にサンドペーパー引いてゴシゴシこすっていく。
疲れるだけ、たぶん、ルアービルダーの人は
なんか手軽な道具で削るんだろうなぁと思いながら削る。
時間がかかる割には、全然進まない。
2時間くらいかかってようやく、厚さ以外は狙い通りの大きさになった。
あとは、ガリガリ薄くしていく。というのは簡単だけど、
やるのは大変。左右対象に薄くするとか無理っぽ。
え?みんなどうやってブランクマスター作ってるの??
特に左右対称とかどうやっているのか、、、わからん。
削りながら考えたんだけど、重さがわからないな、、、
マスターブランクの大きさから完成重量の重さが
算出出来ないか?とか考えながら作っていた。
鋳造型作って、鉛流し込んでやってみないと
わからない、なんていう原始的な方式はいやだ。
まずは目標100gでやってみたい。
ブランクから完成重量を算出する方法、、、、うーん、うーん、そうか
エウレカ!エウレカ!わかったぞ!
※アルキメデスが浮力を発見した時に叫んだ言葉。
それは比重だ!
鉛の比重は11.34、実際にはアイの針金とか中に含まれるから
合成で11くらいで計算できる。
比重は水が1なので、マスターを水中に沈めて
増えた分の体積を測定すればその11倍が重さとして
算出できるはずだ。
だから、ブランクマスターの体積が10ccなら10(cc)*11(g)=110g
110gと算出できる。
実際はこれに塗装とかホロとか1-2g増えると思うので112gとかかな?
比重は11で計算するにはちょっと削りすぎだから
(ステンレスの比重は8前後)
大体、マスターブランクの体積x11でたぶんちょうどいい感じだと思う。
って、良く考えたら、鉛100%じゃない。
実際はアンチモンが10%とか混じっているはずなので
もっとすくない。
アンチモンの比重は6.7。うわ、そんな軽いのか。
えーっと、
11.34*9+6.7*1= 108.76
ってことは、、、
メタルジグを作る合金の比重は10.8で計算できるな。
前回合金を作った残りが鉄なべの中で固まっている。
そうか、こいつの比重がわかったぞ!
0.076はアイとかのステンレス線含有分で相殺。
ブランクマスター体積が10ccなら108gということになる。
机上ではこういう計算になった。
さて、本当にそうなるのか、鋳造型を作った時のお楽しみだ。
0.1cc単位でブランクマスターの体積を測る
器具を作るのが大変っぽいけど。
20ccまで測れる器具を作っても精度の問題があるし
小さい器具ではメタルジグが入るほどの大きさが
確保できるかどうか、、、うーん。
こっちの装置作る方がよっぽど難しいじゃないか!
ブランクマスター作るより難しいわ!
どっちも難しいけどね。
一般的ならメスシリンダーだと思うんだけど
1cc単位じゃあね、、、10ccを測るには
0.1cc単位じゃないと厳しいな。
でも20ccを測るメスシリンダーじゃあメタルジグは
入らない、、、
エウレカ!エウレカ!そうか。
水をいっぱいにした大き目のメスシリンダーに
マスターブランクつっこんであふれた水の体積を測ればええんだ!
細かい水量は1mlのシリンジで計ればええんだ!
という解決策が見つかったので、安心して木を削ります。
じゃあまた!まったく新しいメタルジグを作る!大会で入賞!という甘い予定!