全世界のファンのみなさまこんにちは
昨日はハンダつけナイト、ふなです。
タチウオは好調を持続中らしい。週末まで続いて欲しいなー。
金曜日までは良かったんだけどねーとならないように。
さて、本日のテーマは虫よけです。
以前に河口に行った際、顔の周りをぶんぶんと小さい虫が飛びまわり
急いでコンビニに売っていた虫よけをスプレーしても
全く効果なく、困っておりました。
そうこれがイソヌカカです。アブとかの仲間ですかね。
刺されるとかゆいかゆい。
しかし、ハッカ油とサラテクトの混合虫よけにより
撃退しました。
http://crowdlures.blog.jp/archives/39734301.html
あたりを参照に。
ハッカ油+市販の虫よけの混合液でもいいと思うんですが
ハッカ油が500円くらい、サラテクトも500円くらい。
100円のスプレーに入れて、合計1100円くらいで
イソヌカカは撃退できると思います。
というか、撃退しました
なんですが、そもそも虫よけとはなんじゃ?という話になります。
いわゆるゼロベースで考えることをやります。
虫よけの定義なんですが、とりあえず虫よけ=DEETとします。
日本の法律(たぶん薬事法)では虫よけに使われるDEETの濃度は
最大で12%と決まっています。
それが最近のニュースで緩和されるという情報が来ました。
------------------ここから 報道引用----------------
高濃度虫よけ、厚労省が早期審査 ジカ熱などの対策で
2016/6/21 11:41
ジカ熱やデング熱などの感染症を媒介する蚊やダニの対策のため、厚生労働省が、
有効成分の濃度を高めた虫よけ剤について、製造販売の申請があった場合に早期審査の対象にすると
決めたことが21日分かった。
効果がより長持ちする虫よけ剤の流通を促すのが狙い。安全性を確認した上で9月末までに承認する。
現状では、主な虫よけ成分である「ディート」は12%以下、「イカリジン」は5%以下の製品が販売されている。
海外には濃度の高い製品があり、効果が1日持続するものもあるという。
厚労省は、ディートは30%、イカリジンは15%まで濃度を高めた製品について、
申請があれば通常は半年程度かかる審査期間を短縮する。
中南米を中心に流行するジカ熱や、2014年に国内感染の患者が続出したデング熱を媒介する
蚊への対策強化につながるほか、マダニにかまれて感染する「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」にも
効果を見込んでいる。〔共同〕
------------------ここまで 報道引用----------------
はい、ディート=DEETですね。
海外では日本の虫よけは効きません。DEET濃度が薄すぎるのです。
海外では、DEETの濃度が高い製品も売られており、30%とか50%とか
時には95%、100%なんてあります。
30%でもプラスチックを溶かすようなので、案外副作用は注意ですね。
車のシートを溶かすというレベルのものもあるので。
なので、本当は自作して売ってやろうかと思いましたが、
薬事法を超えるのはなかなかですね。
海外からDEET100%を輸入してハッカ油と混ぜてアルコールと混ぜて、スプレーに詰める。
これだけなんです。で、DEET30%ですよー!と売ってもいいんだけど
たぶん薬事法違反。いやー、障壁高いです。
輸入するDEETもドラム缶単位なので、使いきれないし高いし。
調べるとアマゾンでも海外の虫よけを売っています。
が!ちょっと高いですね。
3000円とか1万円とかします。
海外旅行に行って、現地の虫よけを買うまで用として使われているようです。
そのうち国産のDEET 30%製品が出るまでの辛抱ですが、それまでに
使いたい!夏を乗り切りたい!と言う人はアマゾンで
DEET50%で売っている輸入品が安くて濃度高いのでおすすめ。
画像を参考にしてね
どうやら輸入品なので、昨日頼んだが、到着は7月中旬。
たぶん追跡番号の下2桁はCNだろう(笑)
送料込みで1200円ちょいで買えるDEET50%。おそらくコスパ最強
DEETの安全性については以下を参照
http://www.mhlw.go.jp/stf2/shingi2/2r9852000000jff9-att/2r9852000000jfmo.pdf
このテストを信じるなら安全性は担保されていると思う
ただ、DEETについて調べていて分かったことだが、、
「忌避作用の詳細はわかっていない。」というのが面白い。
以下の論文も参考に
http://www.niaes.affrc.go.jp/magazine/103/mgzn10308.html
そもそものDEETの作り方を調べようとしたが
ほとんどヒットするのはアロマで虫よけの作り方、というようなページばっかりで
肝心の科学的な製法のページには当たらなかった。
大陸でも大量に作られているので、そんなに難しい製法じゃなさそうなんだがね、、、
ただ、ハッカ油+サラテクトにも死角はある。
サラテクトのDEETをハッカ油で希釈することになるので
肝心のDEET濃度は薄まるのである。
ハッカ油の効果のない虫がいたら低濃度のDEETは突破してくるので
効果が薄い。
だから高濃度DEETで低価格の虫よけを輸入するのが最も効率的である、という結論に至った。
トラベル関係の薬局でDEET30%は処方箋で出してくれるというのはあるけど
海外旅行じゃなく国内なんだよな、、、
DEET30% ULTRATHON とか DEET 80% Bushman とかあるけど、高い。
amazon で注文したDEET 50% で 1200円ちょいのが届いたらまた報告したい。
Aliex で探せない。Alibaにはいっぱいあるのに、、うーむ。
じゃあまた!イソヌカカいやだよね!とりあえずハッカ油!この夏はDEET50%で安心!