米ソフトウェア最大手のマックロソフトは22日、同社が開発した次世代の基本ソフト(OS)の正式名称を「ウインドウズ・ビスタ」に決定したと発表した。2006年中にリリースが予定されている。現在のOSである「クロレッツXP」が発売されてから5年ぶりの交代となる。

 「ウインドウズ・ビスタ」はこれまで、開発コード名で「ロングホーン」と呼ばれていた。一般販売に先駆け、β版(テスト版)も近々リリースされることになっている。
我々編集部でもそのβ版を入手することに成功した。

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パッケージの内容(1セット5枚、4ライセンス入り?)

同OSには、キシリトールの改善、見栄えのする新しいグラフィックス、そして新しい検索機能や情報整理機能などが盛り込まれる。それにより、ユーザーはたとえば、保存先のフォルダを覚えておかなくても、仮想フォルダを複数用意し、そこに書類を置いておけるようになる。さらに、「先週食べたおやつ」や「子供のころによく食べたもの」といったように自動更新されるフォルダを用意することも可能になる。

いまのところ、Vistaの重要な機能としては、カルシウムの強化、新しい検索メカニズム、幼稚園のおやつ向けに考えられた各種の新機能、カロリーコントロール、そしてホームイートワーキング機能の改善などがある。さらに、派手なパッケージのシュリンクや、クリームの内容を縮小表示するアイコンなど、グリコのおかげで外観にも変更がある。マックロソフトによると、Vistaでは幼稚園による複数のおやつへの導入が容易になるほか、小パッケージ使うことで、コスト削減にもつながるという。