滋賀県に法事に行ってきた。
朝5:30おきでのぞみに乗って京都まで、そこからまた電車。
いわゆる物理的に距離が遠いし時間もかかる。大変。

琵琶湖のほとりに行ったわけだが釣りも出来ないでトンボ帰り。
夜9時に到着。子供がぐずって大変だった。

前からお寺の方に相談したかったことも相談できて良かった。
それは「将来、ここに移り住むことは考えていないのだが、墓守はしたい。よい方法がないか?」
「じゃあ4年後までに何か方法を考えておきましょう」とお寺の方に宿題を出したわけだ。
次に行くのは4年後かな?最初、お寺の方は将来こっちに住んでよ、本籍こっちだし。
という話をしていたが、本籍もすでに東京に移してある、という事実を免許証で確認してから
決心が固いことを理解したようだ。
いづれにせよ、自分の代で決着をつける覚悟は変わっていない。
問題を先送りしてもなにもいいことがない。それどころか余計に深刻になる。
東京に墓を買うかもしれないからだ。そっちはそっちで、こっちはこっちで、になる前に解決したいなと。

当然選択肢としては老後に移り住む可能性がないわけではないが、移り住まない可能性が圧倒的に高い。
日本に見切りをつけて、海外に行くかもしれない。
まあまだわからんが、少子高齢化社会になれば田舎の過疎化はすすみ不便になるだろうなぁ。
地方の財源は独自の税金となると、財源を持たない田舎は第2第3の夕張になるだろう。
都会以外は全滅だろう。格差は広がると思う。

極端な話をしよう。
「君は夕張で生まれて1歳までいたから、親の跡をついで、この田舎に住め。いままで65年東京で築いた本人はもちろん、奥さんや子供の友人関係全部切り捨てて」
と言われて
「そうだね、今までのもの全部捨てて新しく夕張に住まないといけない」と思う人が果たしているだろうか?
さらに「今までのもの全部捨てて新しく苦労している姿」を見せ付けられて「いいなぁ、正しいなぁ」とは思わない。
天皇家に嫁に行った民間人女性で幸せになった人は一人もいないと思う。
もし万が一、子供がお后候補にでもなったら(笑)反対する、理由は上記の通りだ。
今までの実績が同じで今回だけは大丈夫なんてことはないからだ。
現在の皇太子が「全力でお守りした結果」が適応障害で入院である。
できない約束はしないほうがいい。希望を与えるような言葉でごまかすのもどうかと思う。
だから俺は正直に「将来は滋賀には移り住まない」と結婚前から宣言している。
希望を与えるような言葉や態度は一切取らないようにしている。
なぜなら嘘はつきたくないからだ。

世の中には同じケースがゴマンとあるはずで田舎に移り住まなくても墓守はしている事例がいっぱいあるはずだ。
その例を踏襲すればいいことなので別に世界初のことをやろうとしているわけではない。
難しく考えすぎず実行していきたい。
時間は20年以上あるんだから。でもタイムリミットはある。