ちょい釣りやらエビ運搬やら、昼ごはん入れに使っている適当なクーラーボックス。

実は良いクーラーボックスをゲットしたのだ。
そのクーラーを買うときに断熱性能について調べた。
大きく分けて3つに断熱材は分類される
1、発泡スチロール
2、発泡ウレタン
3、真空断熱材

下に行くほど、高価である。釣り用のクーラーを食材用のクーラーがあるのだが、
本格的な真空断熱材を6面に使用したクーラーボックスなんぞ、6万円とかするので
買えない!
だからと言って発泡スチロールでは、あまり良くない。
発泡ウレタンがバランス取れてていいかなーということだった。

そこで、、
手持ちのクーラーボックスを改造して、もう少し保冷性能をUP出来ないか?実験してみた。

適当なクーラー適当なクーラー
入手経路不明。うーんもらいものだと思う。

シンワの安いクーラー中シンワの安いクーラー中
10Lもない容量のものだ。

これを分解していくのだ。

蓋の中の発泡スチロール蓋の中の発泡スチロール
蓋には発泡スチロールが使われている。

本体の発泡スチロール本体の発泡スチロール
本体にも発泡スチロールが使われている。

こんな形こんな形
う!まるでダイソーの発泡スチロール程度のものじゃないか!

分解終わり分解終わり
全部分解してみた。
ネジ止めされているだけだから簡単に分解できた。

発泡ウレタンとアルミテープ発泡ウレタンとアルミテープ
この発泡スチロールの代わりに発泡ウレタンを使うのである。
ついでに、、遮熱も行うことにする。
断熱と遮熱の違いは理解しておこう!

断熱は熱が伝わるのを遅らせるもの。例えば鍋つかみ。
遮熱は放射熱を反射させるもの。例えば、エンジンやマフラーの遮熱板など。
熱は3つの経路で伝わる、伝導、対流、放射である。
そのうち伝導を抑えるのが断熱で、放射を抑えるのが遮熱である。
#と思っている、正確ではないかもしれん。
#1-2時間ぐぐっただけなのでね

アルミテープを蓋に貼るアルミテープを蓋に貼る
アルミテープを貼るのは放射熱を反射させるため。
アルミは97%の放射熱を反射することが出来る。
蓋の外と内に貼ることにより、97%を2回通るので、中にまで放射熱が届く割合は、えーと
100->3->0.09 すなわち 99.91%の放射熱をカット出来るのだ。(計算上ね!)
実際は中間の断熱材とかもカットしてくれるので、ほとんど放射熱による損失はないと思っている。

全部貼ったよ全部貼ったよ
本体にもアルミテープを貼った。
100円のダイソーのアルミテープ2巻き(正確には1巻き半)使った。

発泡ウレタンを入れる穴発泡ウレタンを入れる穴
発泡ウレタンは680円とジョイフルで買った。
ジョイフルと言えば、山新である。ホンダじゃないところがステキ。どこで買ったか一発でわかるな(笑)
8mmの穴が必要。

右端にスプレーを刺してみた右端にスプレーを刺してみた
スプレーの穴と空気抜きを空けた。
こんな感じで注入するこんな感じで注入する
小さい穴は2mmの穴、大きい穴は8mmで注入用
小さい穴から空気が出てきたら良く注入できた証拠。
本体に注入本体に注入
量が分からずバンバン入れてたら、蓋に入れる分がなくなり
さらに、穴からどんどんウレタンの泡が出てきた。
あたふたあたふた
どんどん掬っている様子:撮影は娘
ぽたぽたぽたぽた
泡が!落ちた:何を撮っているんだ娘!
次々出てくる次々出てくる
ちょっとあきらめ、拭かなくても良かった。
パパを撮っているらしい。
固まったウレタン固まったウレタン
結局、近所のホームセンターで蓋に入れる分がなかったので、
買ってきて入れた。
で、一晩でカチカチに固まった。
これをカッターで切る。

教訓:蓋から入れよう。そして泡は放っておこう、固まってから剥ぎ取ろう

余計なウレタンはカットして穴をシールで余計なウレタンはカットして穴をシールで
穴をふせぐテープのシールを100円で!
ステッカー貼って完成!ステッカー貼って完成!
ウレタン断熱+アルミ遮熱のクーラー完成!
かなりよい断熱性能になったはず
今度、テストしてみるぞー!

ステッカー見ればなんのクーラーを買ったか良く分かる(笑)
ということで、チョイ釣りとかエビ運搬用のクーラーはバージョンアップしました。

結構ググルとクーラーボックスの改造を行っている人は多いですが、
発泡ウレタンを流すだけだと、放射の熱には弱いので
炎天下に放置されるクーラーなんだから、放射の遮熱をしないとね!

かかった費用:
発泡ウレタン 680円
アルミテープ 210円(105x2)
補修シール 105円

1000円で足りました!