もうすぐアナログ放送が終了しますが
実はテロになる可能性があります。

いや、爆発物じゃなく、電波テロ。
気がついたのは去年か一昨年、7月24日にアナログ電波が止まります。という計画を聞いたとき。
ん?アナログ電波は止まる、でも受信可能なテレビは何千万台とある。
これは乗っ取りが可能だぞ、と。

おそらく仕掛けるとしたら北朝鮮。
日本海に船を出し、数百KWの放送設備を積んで公海上でその時を待つ。
7月24日、12時。アナログ放送が停止。カラーバーから砂嵐の映像になり、
ああ、アナログの時代は終わったんだね、と思うと画面が乱れすぐ、北朝鮮のニュースが流れ始める。
北朝鮮が公海上からゲリラ放送を始めたのだ。

たどたどしい日本語で、時期総書記の紹介を始める放送が始まった。
放送しているのは公海上、しかも法的にアナログ電波は停止しているので
その放送を止めることは出来ない。
北朝鮮の放送が延々流れることになる。

こんな電波テロが起こるぞ、と危惧している。
危機管理を考えると、ハッカーとして考えるのはこういう乗っ取りだ。
これはチャンスだと思うのである。
本当は1年ほど前に考えを発表しても良かったんだけど
そうなったら面白いだろうなーと。
いや、日本国内でもRFモジュレータを改造して、ゲリラ放送をするオウムみたいなカルトとか現れるかもしれない。

受信機が数千万台ある、メディアを放っておくというところに目をつける人が絶対いるはずなのである。
ゲリラ放送をすれば、それはニュースに取り上げられる。
10秒ほどでもいい、アナログ放送が終わった瞬間、どこからか、放送してしまえば
それだけでいい宣伝になる。

ではテロに狙われないようにするにはどうしたら良いか、それは全国一斉ではなく、段階的に
しかも、乗っ取りを防ぐように砂嵐、あるいはカラーバー放送を一定期間続けるのである。
砂嵐の映像を流すという意味である。
FM放送は電波の力が強いほうが勝つ。それをしないと電波テロは必ず起きる。
いっせいに停止なんてしてはいけないのである。

そして誰も見なくなったアナログ放送の電波を始めて止めるのだ。
これが乗っ取りをさせない終了方法だ。
電波テロを起こした際にはかならず、ここに注目が集まるだろう。

ここで、発表したのは1週間ではテロを起こそうと思っても機材等が揃わないだろうから
でも事前に発表しておかないと、テロが起きてから、「ほら思ったとおり」と言っても遅いから。
テロが起きてから、だれがこの方法を決めた、誰の責任だ、と議論しても遅い。
事前にリスク管理しないとね。

乗っ取りが起こる可能性は80%くらいと思う。起きないことを祈ります。