日本全国75人のファンのみなさまこんにちは。





今日はベアリング追加についてです。

ご存知の方も多いと思いますが、高いリールにはベアリングがいっぱい入っていて

安いリールにはベアリングの代わりにカラーが入っています。

このカラーをベアリングに交換すると、高級機種並み!の

回転が得られるはず!という仮説のもとにやってみます。

過去にいろんなリールのベアリング追加をやってきました。



今回は11’ エルフC3000SDHです。シマノ万歳!

シマノの何がいいって、部品リストにカラーが書いてあることです。

この図とにらめっこして、カラーを探します。

見つけたら、ベアリングに交換できるかも!とわくわくして分解。

カラーを取り出して、同じ大きさのベアリングを買ってきます。







赤いところは共通の部品のようです。

定番の位置ですが、これらをベアリングにすると

なんと5BB追加で8BBエルフに変身するのです!

人間の皮を被った高村光太郎、、、、じゃない

羊の皮を被った狼マシンですね。







ベアリング入手です。

95ステラ3000用の予備ベアリングも買いました。

ELFC3000SDHにはすでに2個ベアリング組み込んでいます。





ハンドルに使われている金属カラー(右)とベアリング(左)

ハンドルだけに4BB使います(笑)



どんだけ違うかって?

比較動画をどうぞ。

http://www.youtube.com/watch?v=lXNmKtdQXIs



奥のハンドルがベアリング、手前が金属カラー。

明らかにスムースさが違いますね!

しかも金属カラーですから重量増も少ないです。

(ダイワはPP製カラーが多い)





ラインローラーの金属カラーもベアリングに交換します。

上が金属カラー、下がベアリング。



これで完成です。

ベアリングは1個320円でしたので、1600円くらいで

3BBエルフが8BBエルフになりました。



みなさんもカラーをベアリングしてはいかがでしょうか?



さて、ついでに巻くときにキーキー言い出した、95ステラ3000の

ベアリングも交換します。







錆びて回らなくなったベアリング2個

大きさが違うよ!

これも320円で買えます。

つり用のベアリング買ってもいいんですが、結局錆びるので

こまめに安い部品を交換して中の高い部品を守るマネジメントがいいと思います。

ちなみにリール用オイルは777を使ってます。







マスターギア用のベアリングは左右で大きさが違うので注意。

あれ?なんで4個づつ買ったんだろ?2個でいいのに

まあいいや、予備だ。



オーバーホールに出すより自分でメンテナンスしたほうが

安くて愛着もてますよ。



ベアリングは今回は1個320円でした。

500-1000円でリールの動きが見違えるので、ぜひ、おすすめです。



しかしあれだ、ウエーディングでティップのトラブルを解決しようとすると

リールは水没しちゃうよね、、、

そこから海水がリール内部に侵入してベアリングを錆びさせるので

注意が必要ですね。

こまめに注油すればいいんだろうけど、基本面倒くさがりなので、、、

明日はTSSTでこのリール達が活躍する予定です。