日本全国105人のファンの皆様こんにちは。
横浜のフィッシングショーには25日に行きます!のふなです。
ルアーのカラー選択について研究しておりました。
ルアーのカラーの表記を見ると、全24色とか、全36色とかとても
カラーバリエーションが多いと思います。
ローリングベイトなんか、たぶん100色くらいあるんじゃないかなー。
もちろん限定カラー等を含みます。
カラーを選ぶということは選択をする、ということです。
選択の結果、その買い物に満足しているか、どうか?という研究をしている人のテレビを見ていました。
http://www.developer0000.jp/2007/10/08/1827/
こんな感じだったかなー
あ、いや、これだった
http://eikojuku.seesaa.net/article/241433087.html
選択肢が多いということは、十分な満足度を上げられていないということのようだ。
これをルアーのカラーや種類に応用すると、
もっと売り上げが上がるようになると思う。そして満足度が上がると。
この理論を応用すると、
3つのうちから1つを選ぶようにすると
正しい答えを見つけるようになるということだった。
全27色も
3x3x3
で表わすことが出来る。
最初からこの3x3x3のマスの中のどこかに配置できるようなカラーバリエーションを
考えるとする。
最初は8色でもいいけど、最終的に27色までは、このパターンにあてはまるようにすると。
ルアーのカタログを作る際にも、全色一面にどかーん、と乗せると
選択することに迷い、結局売れないカタログになってしまうわけだ。
それよりも、3x3x3の原則に分けてあげるといい。
単純な計算をしてみよう。
選択する満足度を100
選択しなかった不満足度をー5とする。
全27色から1つ選ぶには、満足度が100
26色は選らばなかったので、26x-5=-130
この買い物の満足度は 合計 -30となり、不満足な買い物、ということになる。
ところが3x3x3に納めると
1つ選ぶと満足度は100。
選ばなかった1段階目はー20
2段階目もー20
3段階目もー20
合計100-20-20-20=40 となり満足な買い物、ということになる。
同じ全27色から選んだのに70もの差があることになる。
しかも、選択肢を3つに絞ると正しい選択をしていることになるので
その選択したルアーはイメージ通り釣れるルアーになる。
もっとも、満足なルアーだから、使う機会も増えるだろうし。
使うたびにいやな思い出のルアーは使いたくもないだろう。
これじゃない気がする、と思いながら使うのとどっちが
釣果を上げやすいかは、わかると思う。
使われないルアーはいわゆる2軍落ちになり、買われることはなくなる。
釣れるかもしれないけど、売れないルアーになるわけだ。
だから、ローリングXXとかXXバイブとか、ある時期から急に売れなくなる時期が来るんじゃないか?と
心配している。
釣りの世界はそういう、心理学や行動経済学の理論を取り入れてないような気がする。
釣りもプロはいるだろうけど、「釣るプロ」であって「売るプロ」ではない。
当たり前だが売るプロは釣るプロではない。
良い選手が良い監督になるとは限らない。
もっと人間の心理学、行動学を知ると、それこそヒットルアーを作ることが出来るようになると思う。
そのヒットルアーは釣れることではない。売れることだ。
これは釣りのうまい人に共通する脳の使い方に由来していると思っている。
釣りのうまい人は右脳で処理をする。
図形だったり、音だったり、ニオイや温度、風、色、を一瞬で自分の持っているデーターベースとマッチさせるからだ。
じゃあ簡単なテストをしてみよう。
フィールドに最高のルアーの形をイメージ化したものがあるとする。
タックルボックスにはAとBのイメージがある。
どっちを使うか?
簡単ですね。
ルアーAですね。
さて、その理由はなぜでしょうか?
理由ですよ。
説明してください。
そんなもん、似ているからに決まっている。
その通りです。
でもそれは説明ではないですよね?
考えましたか?
おそらく、ここで、形が似ている、以外の特徴を
ちゃんと説明できない人は、右脳で釣りをしていると思いますし
釣りがうまいと思います。
左脳で釣りをしている人は
「四角い図形の重心に図形があり、そこから対角線上に伸びる4本の線という特徴が一番近い」
と説明出来ます。説明文に数字が出てくることが重要です。
なんだよ、似ているのは見ればわかるじゃないか、と思った方は右脳で釣りをしてます。
瞬間的に一致させるからですね。
はい、釣りがうまいですからそのままプロになるのでしょう。
が、しかし。じゃあ実際、「売るプロ」になれるのかといえばそれは違います。
なぜ、売れるか?売れないのか?が説明できないのです。
逆にメーカーは、売れるということは売れる理由を研究したりしません。売れているのだから放っておくのが一番です。
でも、売れなかったら、なぜ売れないのか?を研究するより止めてしまう、という安易な手段に逃げて
いるんだと思います。
売れる理由、売れない理由、両方研究するべきだと思っています。
そのひとつのアプローチに選択の方法、という手段がある、ということです。
ロッドも同じ。
例えば 8.6 9.0 9.6 の長さ
L ML M の硬さ
6:4 7:3 6.5:3.5 の調子、とかに
分類すれば、27タイプに収まり、選択しやすくなり、売れる!ということになる。
横一線に27種類並べたら、売れなくなる、ということになりますね。
来年のフィッシングショーのカタログやディスプレイはみなさん、分類分けをしましょう。
アホみたいに全色カラーなんかのページや展示を出すと売れませんよ!
ということがわかるわけです。
#次回はマシュマロ
じゃあまた!
横浜のフィッシングショーには25日に行きます!のふなです。
ルアーのカラー選択について研究しておりました。
ルアーのカラーの表記を見ると、全24色とか、全36色とかとても
カラーバリエーションが多いと思います。
ローリングベイトなんか、たぶん100色くらいあるんじゃないかなー。
もちろん限定カラー等を含みます。
カラーを選ぶということは選択をする、ということです。
選択の結果、その買い物に満足しているか、どうか?という研究をしている人のテレビを見ていました。
http://www.developer0000.jp/2007/10/08/1827/
こんな感じだったかなー
あ、いや、これだった
http://eikojuku.seesaa.net/article/241433087.html
選択肢が多いということは、十分な満足度を上げられていないということのようだ。
これをルアーのカラーや種類に応用すると、
もっと売り上げが上がるようになると思う。そして満足度が上がると。
この理論を応用すると、
3つのうちから1つを選ぶようにすると
正しい答えを見つけるようになるということだった。
全27色も
3x3x3
で表わすことが出来る。
最初からこの3x3x3のマスの中のどこかに配置できるようなカラーバリエーションを
考えるとする。
最初は8色でもいいけど、最終的に27色までは、このパターンにあてはまるようにすると。
ルアーのカタログを作る際にも、全色一面にどかーん、と乗せると
選択することに迷い、結局売れないカタログになってしまうわけだ。
それよりも、3x3x3の原則に分けてあげるといい。
単純な計算をしてみよう。
選択する満足度を100
選択しなかった不満足度をー5とする。
全27色から1つ選ぶには、満足度が100
26色は選らばなかったので、26x-5=-130
この買い物の満足度は 合計 -30となり、不満足な買い物、ということになる。
ところが3x3x3に納めると
1つ選ぶと満足度は100。
選ばなかった1段階目はー20
2段階目もー20
3段階目もー20
合計100-20-20-20=40 となり満足な買い物、ということになる。
同じ全27色から選んだのに70もの差があることになる。
しかも、選択肢を3つに絞ると正しい選択をしていることになるので
その選択したルアーはイメージ通り釣れるルアーになる。
もっとも、満足なルアーだから、使う機会も増えるだろうし。
使うたびにいやな思い出のルアーは使いたくもないだろう。
これじゃない気がする、と思いながら使うのとどっちが
釣果を上げやすいかは、わかると思う。
使われないルアーはいわゆる2軍落ちになり、買われることはなくなる。
釣れるかもしれないけど、売れないルアーになるわけだ。
だから、ローリングXXとかXXバイブとか、ある時期から急に売れなくなる時期が来るんじゃないか?と
心配している。
釣りの世界はそういう、心理学や行動経済学の理論を取り入れてないような気がする。
釣りもプロはいるだろうけど、「釣るプロ」であって「売るプロ」ではない。
当たり前だが売るプロは釣るプロではない。
良い選手が良い監督になるとは限らない。
もっと人間の心理学、行動学を知ると、それこそヒットルアーを作ることが出来るようになると思う。
そのヒットルアーは釣れることではない。売れることだ。
これは釣りのうまい人に共通する脳の使い方に由来していると思っている。
釣りのうまい人は右脳で処理をする。
図形だったり、音だったり、ニオイや温度、風、色、を一瞬で自分の持っているデーターベースとマッチさせるからだ。
じゃあ簡単なテストをしてみよう。
フィールドに最高のルアーの形をイメージ化したものがあるとする。
タックルボックスにはAとBのイメージがある。
どっちを使うか?
簡単ですね。
ルアーAですね。
さて、その理由はなぜでしょうか?
理由ですよ。
説明してください。
そんなもん、似ているからに決まっている。
その通りです。
でもそれは説明ではないですよね?
考えましたか?
おそらく、ここで、形が似ている、以外の特徴を
ちゃんと説明できない人は、右脳で釣りをしていると思いますし
釣りがうまいと思います。
左脳で釣りをしている人は
「四角い図形の重心に図形があり、そこから対角線上に伸びる4本の線という特徴が一番近い」
と説明出来ます。説明文に数字が出てくることが重要です。
なんだよ、似ているのは見ればわかるじゃないか、と思った方は右脳で釣りをしてます。
瞬間的に一致させるからですね。
はい、釣りがうまいですからそのままプロになるのでしょう。
が、しかし。じゃあ実際、「売るプロ」になれるのかといえばそれは違います。
なぜ、売れるか?売れないのか?が説明できないのです。
逆にメーカーは、売れるということは売れる理由を研究したりしません。売れているのだから放っておくのが一番です。
でも、売れなかったら、なぜ売れないのか?を研究するより止めてしまう、という安易な手段に逃げて
いるんだと思います。
売れる理由、売れない理由、両方研究するべきだと思っています。
そのひとつのアプローチに選択の方法、という手段がある、ということです。
ロッドも同じ。
例えば 8.6 9.0 9.6 の長さ
L ML M の硬さ
6:4 7:3 6.5:3.5 の調子、とかに
分類すれば、27タイプに収まり、選択しやすくなり、売れる!ということになる。
横一線に27種類並べたら、売れなくなる、ということになりますね。
来年のフィッシングショーのカタログやディスプレイはみなさん、分類分けをしましょう。
アホみたいに全色カラーなんかのページや展示を出すと売れませんよ!
ということがわかるわけです。
#次回はマシュマロ
じゃあまた!
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