日本全国226人のファンのみなさまこんにちは

クラウドルアーズのWEBモニターが何人か誕生しました、ふなです。



これから、課題をクリアしていけばもっと増える予定です。

とても楽しみであります。

#応募した人はコミュをご覧ください。





7月に入りました。

早く梅雨が明けないかなぁ、と首を長くしております。

今年は冷夏予報なので多少はすごしやすいのかな。

7/21,27 はタチウオに行く予定です。



さて、タチウオと言えばベイトロッドが1本しかありません。

やわらかめの竿が好きで、過去に実績のあるベイトロッドは

バスロッドなのですが、さすがにグリップが短すぎて

釣りづらいのです。

そこで、グリップ延長を行いました。

またしても、廃品利用です。



利用したのはさお先が折れたバスロッド。

1PCなので、さお先が折れると、廃棄しかないんですが

なんかに使えないかなーって取ってあったんです。

それもスピニングです。



延長したい長さを不用になったスピングロッドのグリップから

取って付けると、、、リールシートも含まれてしまいました。

まあいいや、ってことでそのまま取り付けました。



その結果、、、

ベイトロッドなのに、スピニングリールも取り付けることが可能な

摩訶不思議なロッドになりました(笑)



なにせ、リールシートが2個乗っているんですからね。

1ドア2ロックならぬ、1ロッド2リールですよ!

こんなロッド見たことない。実用にはならないと思いますが

ハイブリッドカーのように、ベイトリールが

バックラッシュして使えなくなったら、スピニングを

使うことも可能、って無理な設定だ。

いっそのこと、180度取り付け位置を変えて

ガイドも2通りつけて、リバーシブルロッドとか作るかな。

同じ竿で、スピニングでもベイトでも使えます。

なんなら、2つ同時に使えます、とか(どうやって投げるかは不明だが)

※手が3本あれば可能です。

オフショアなら、手が2本でも問題はない。

#お祭り率100%だと思うけど。

とかくだらないこと考えていました。



いろんな釣りで使ってみて、面白そうなら

ちゃんとしたスピニングタックルを買おうと思います。

それまでは間に合わせでいいや。

だって1円もかかってないんですから。(接着剤代くらいはかかっている)



ここで、1万円の竿を買うと、オフショア1回減るわけですよ。

すると面白い釣りにあえる確率が減るわけです。

さらに、面白くなかったら1万円の竿はたんすのこやしです。

意味のない浪費になってしまいます。

高い竿買うより、安い竿買って、その分釣りに行け、と

誰かバスプロの人が言っていました。たぶん下野さんかな。

我らが村田さんかな。



竿買っていたら 21,27 のどっちかしかタチウオに行けないわけです。

両方行けるのは高い竿を買わなかったからです。

道具は安くても十分です。

道具でカバーできるのはほんの少し。

あとは腕でカバーできます。



道具は最後の伸びしろです。最初から道具に頼っていたら

腕は全然上がりません。江戸川区につりぼり金ちゃんがあります。

そこでは70cmくらいの鯉が泳いでいました。(もういなくなっちゃったけどね)

これを釣りあげると4点なのですが、ナイロンハリス0.8号で金魚ロッドで

釣り上げるには腕が必要です。

普通の人はハリス切られて終わり。

太いハリスなら、頑丈な竿なら、、と思うかもしれません。

そこは「イコールコンディション」ですから全員同じ条件で釣り上げます。

どうやって釣るかと言うと、全身を竿のように使い

竿を満月にして池を右往左往して魚の突っ込みを「いなし」ます。

これが腕です。道具ではありません。

こういう過酷な条件こそが腕をあげるチャンスなのです。

そしてナイロンハリス0.8号の限界を知るのです。(案外丈夫なのよ)



高い道具に頼ると釣りに行く回数も減り

消耗品を買う予算もなくなり

魚と会えるチャンスを自分から潰していくのです。

魚と会えるチャンスが少ないってことはランカーに巡りあえる

チャンスも少ないのです。

1万円あれば、ルアー5-6個買えます。

ダイソーなら100個弱買えます。

ロストしても次のキャストが出来る、出来ない、と分かれます。

チャンスが多いのはどちらでしょうか。

高い道具はあなたと魚の距離を遠ざけます。



そして、チャンスが少なくなると「効率」を求めだします。

釣れている場所に行く、釣れているルアーを買う、釣れた人の横に入る、

釣れたポイントに投げる。

マナーが悪くなって来ますね。トラブルの元です。

少ないチャンスを「効率」でカバーしようとします。

近道のようですが、実は遠回り。腕は上がりません。

なぜ釣れたか説明が出来ない。

そこに理論や経験はないからです。

そして、「釣れているルアーを買う」という罠にはまります。

釣れているルアーの情報源がそのメーカーのプロやテスターです。

それは罠なんですよ!お客さん!目を覚まして!





私みたいに、自分のところのルアー宣伝しないで、上州屋の安売りルアーでヒットした

とか正直に書いている人はいないでしょう(笑)

プライアルバイブがいいとかね。

みんながそういう正直者だといいんですがね。

最近特にひどくなって来た感じがするなぁ。

そこは利益を追求する会社か、利益を目的としないか、の違いですかね。



おっと、また脱線しました。



プロの釣行記にこんな記述を見たことはないでしょうか。

「釣れない釣りをする」「釣れないことを確かめる釣り」

これは経験値を上げる釣りです。

持論の正しさを、逆説をもって証明するという方法です。

釣れるパターンを見つけたら、そのパラメータが正しいか、

まったく逆のパラメータの釣りをして、釣れないことを

確かめるんです。

すると釣れたパターンのパラメータの着目が正しいことの証明に

なるという原理なんですね。



はあ、何言っているか分からない人のために具体的な例を挙げますと

利根川でバス釣っていたときに、流れの当たる側のポイントで釣れたので

流れの当たらない側で釣りをして釣れない事を確かめてから

また、流れの当たるポイントで釣れた、とかそういうのです。



冬はディープでシャローにはバスはいないと思われていましたが、

冬でもシャローでバスが釣れることが確認されたので

そのパラメータはキーではないことがわかったりしました。

これも釣れない釣りをした結果だと思います。



この場合、流れの当たるというパラメータがキーになっているかどうか、

流れの当たらない側で釣りをしないと正しいかどうかわかりません。

もし、流れの当たらない側でも釣れたら、それは流れが当たる、という

パラメータはキーではないことがわかります。

別の理由があるということがわかるのです。



多くの場合、釣れたパターンのみ試すので本当のキーかどうか

確かめないまま、仮説の上に仮説を重ねた砂上の楼閣になってしまいます。

「効率」を求めると実は遠回りであることがわかると思います。

本当にその日のキーは水の当たる側、というのがキーだったか。

その日だけじゃなく、季節でも、カラーでもアクションでもポイントでも

いろんなパラメータがあります。

そんな面倒なことをするのが本当の近道なのです。



そうして腕を上げて、最後に道具の性能がさらに少しだけ

腕をサポートしてくれますよ。



じゃあまた!