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全世界のファンのみなさまこんにちは
飛距離は永遠の課題、ふなです。

重いルアーを飛ばすのは当たり前な世の中、
軽いルアーを100m飛ばす方法はないものか、と
日々研究の毎日です。

嘘です、毎日は研究してないです。4日に1日くらい。
長い竿に重い飛ばしウキつけて、カゴ釣りっぽくしたら
ワームでも100m飛ぶんではないかと
実験してみました。

用意したのは5.4mの磯竿に8000番リールに3号PE
という、仕様。
5.4mの竿は重いし、8000番のリールも重い。

それにフローティングマウスをつけたら、すげー飛ぶんじゃないか
という安易な発想でやってみました。
20号でフローティングのマウスです。
この弓角の代わりにワームつければいいはずだ。
使用したのはYAMASHITAのマウス。
超遠投の文字が心強い(笑)

あ、タックルの写真がない。

さて、夜中にこっそりやってみました。
強風の中、河原でやってみたんですが、、、
飛ばない(笑)

竿が重く、スピードが乗らない。
投げ竿じゃないと無理かも。
リールが重すぎるし、今度3000番でPE1号程度で
再挑戦してみようかな。

投げ竿だと4m前後で、リールスプールも大口径、細糸となる。
これで20号のマウスを飛ばすのだから100mは飛んで欲しい。
3.9mだと13ftということになる。
これなら100mとか可能かもしれない。

昔、3.9mの投げ竿を干潟に持って行ってルアーを遠投したりした。
その応用をやってみるか、、、。

運動エネルギーは私の記憶が正しければ
1/2*質量*スピード*スピード で求められます。
式から得る意味は 質量の半分にスピードの二乗を掛けたものが
運動エネルギーである、ということです。
逆算するとバイクや車もエンジンの出力を倍にしてもスピードは1.4倍にしか
ならないことがわかりますね。


キャストの瞬間、そのルアーがそのくらいの運動エネルギーを
持っているのか?まず、そこがスタート地点です。

飛距離を得るための運動エネルギーを効率良く増大するには
スピードが重要というのが良くわかります。

これがいわゆる竿の振りぬけです。
リリースの瞬間にいかにTIPが高速で移動しているのか?
これに尽きます。

同じスピードなら、質量の多い方が運動エネルギーが大きいです。
とは言っても式を見てわかる通り、質量の効果は1/2しかありません。
それより振りぬけスピードを速くした方が、運動エネルギーは増えます。

これが飛距離を伸ばす上では大事なのですね。

飛距離とはグライダーみたいなもんで、運動エネルギーを
重力の影響を受けながら高度を落とすもので
ルアーを飛行機みたいにすればもっと飛距離は伸びるはずです。

それがブルスコ2には反映出来ました。
単純に重くして、空気抵抗を下げると、小さく重く、となり
グライダーというかパチンコ玉っぽくなってしまうので
水面に刺さるような場合は、運動エネルギーを
効率良く飛距離に変換出来ていないということになります。

小型ルアーは振りぬけを助けることになるようですね。

なので、飛距離の考え方はいろいろで、初速をいかに上げるか?
というキャスト時の運動エネルギーを増やすという方法と
運動エネルギーをいかに効率良く使って飛距離に変換するか、
というまったく違う2つのアプローチ方法となります。

ゴルフはやらないんだけど、たぶんヘッドスピードとかいう
ことは初速の話で、ボールにディンプルがあるとかいうのは
得られた運動エネルギーをいかに効率よく飛距離に変換するか、
ということなんですよね、きっと。

なので、飛距離を極めるには
1に初速
2に効率
ということになります。

ラインの放出抵抗を低減するとかいうのも2の得られた
運動エネルギーを効率よく使うという部類に入ります。
AGSでガイドが軽いとか、細いブランクスとかいうのは
1の初速を上げるという部類に入ります。
決して感度とかではないのです。

筋肉をつけるのも1の部類ですね。

っていう風に、飛距離は2つのパラメータで出来ていると
いうお話でした。

結論!5.4m磯竿では遠投するのに向かない。
疲れるだけだった。筋力なしの私には無理!
誰じゃあ!HPに遠投カゴ釣りでは
磯竿5.4mでもいけるとか書いている人は!
無理無理!!

素直に投げ竿を用意します。
そして、今度こそ、100m先にワームを飛ばして見せる。

じゃあまた!失敗は成功の母!努力は成功の父!まず飛距離の定義!