80b2b055.jpg

188b7b55.jpg

4be67080.jpg

全世界のファンのみなさまこんにちは
やることがてんこ盛りで思考停止、ふなです。

最近、いろんな事象が全部つながっていることがわかったりして
いろいろ興味深いです。
まずは年末に行った、ふるさと納税。

ふるさと納税っていうと、実質2000円で、米が30kgとか肉が5kgとか
もらえたりするあのシステムです。
米が安い、牛肉が安い、、、、安いコメ、安い牛肉、何かのキーワードですね。

そうTPPです。
外国から安いコメ、安い牛肉が入ってくるから
日本の農家、酪農家は大変だ!とかいう問題。

実は、ふるさと納税がそのセーフティーネットになると見込んでいます。
日本の農家は今後、市町村に米を売り、農家も市町村と組んで米や牛肉を流通させようと
している意図が見えます。
これで、日本の農家、酪農家を大した税金も投入しないで
守ることが出来るシステムというわけです。

しかし、農家がコメを今の仕組みで、市町村に売るようになると
いい顔をしない団体がありますね。
JAですね。そのJAはどうなったか?
はい、解体されました。
もう、農家は市町村に米を売っても文句をいう人がいなくなりました。
JAでは農家のセーフティネットにならないからなんですよねー。

おそらく、今は所得税の2割とか言っていますが、将来的には5割ー8割程度まで
市場を拡大するんじゃないかな、、と思っています。
もっとかも、、、

さて、話は変わって、お正月の折り込みチラシにETC2.0の補助金が2万円出て
実質1000円でETCが買えるというチラシがありました。愛知県のイエローハットのチラシですが。
もちろんセットアップ費用と工賃が別です。
そして、そのうちETC2.0の車両だけ、高速料金が値下げされるかも、という
話がありました。
なんでそんなもの普及させたいんだ??

うーん、ETC2.0ってなんのためにあるの?
通常のETCで十分じゃないか、、と思いました。
ETC2.0の主な特徴は、相互通信で、スマホ連携で
交通データを利用する云々、、、

何の目的があるかさっぱりわかりません。
ITS高度情報処理交通の基礎だと思いますが
実際に、駐車場の清算とかでも使える、とかありますが
日本で動いているので1-2か所じゃないかな、、、
何の意味があるんだろう、、、と思っていましたが
それは、今回のお正月の帰省でわかりました。

以前からちょっと気がついてはいたのですが、、、
それは、google MAP を使ったナビの優秀さです。
スクータにスマホホルダーをつけて、ナビ替わりにスマホを使っていました。
このルートなら、3分遅い、2分遅い、そんなルートが出ると思います。
最短時間のコースを案内するわけです。
しらこばとの帰りには渋滞の環七を後目にすいすいと帰宅。

google MAP のサーバには交差点から交差点の時間が記録されているでしょう。
使えばそれが実績となって登録されます。
直前に、そのルートを走った時間が記録されるので
最短時間のルートが算出できるという仕組みです。

利用者は最短時間のルートを選べ、利用した人の実績が
次の人の最短時間を計算する元になるといいモデルです。
もう、カーナビのVICS情報のような荒いデータは
意味がなく、最短時間のルートを走ることができるのです。

今回も愛知県から滋賀県に移動しましたが、
カーナビは伊勢湾道(四日市経由)を示し、google map は東名(米原経由)を
示しました。
結果は、東名で行きましたが、混雑無くスイスイでした。
伊勢湾道では渋滞が発生し、遅かったのです。
カーナビは距離しか計算できません、

帰りも、愛知県から東京ですが、
カーナビは新東名から東名、首都高
google も途中までは同じですが、
町田で降りろ、横浜新道、というルート。
空いている道を駆使するルートでした。

結果、google で、町田から降りて、16号を南下し、横浜新道から
横浜首都高速、羽田方面、湾岸線、というルートで
もし、カーナビ通りに東名に突っ込んでいたら
3時間以上かかっていたのですが、
google map のおかげで 2時間15分でした。

そりゃそうですよね。
「今」空いているルートを計算するのですから。
VICSは装置がある道路しかわからないので、
裏道を知りません。
地元の人しか知らない道を google は知っていて
そこを案内するという。

じゃあみんな google map 使えばいいじゃないか、と思うのですが
すると車のOSに google が採用されます。
TOYOTAは車というハードウエアが売れるからいいじゃないか、と
思うかもしれませんが、携帯電話市場のように
google に乗っ取られる可能性があります。
だからどの車メーカーもgoogle play とか絶対に採用しません。

たとえば、GPSを使って、位置情報を知る。というシステムがあったとします。
これとは別に日本の位置衛星みちびき、の情報も使いたいとします。
GPSはアメリカが管理しているので、戦争状態になるとGPSのデータを
不正確にすることが可能になります。
昔は400mくらいの誤差が含まれていたのでDGPSとかの技術もありました。

その場合、日本の位置衛星みちびきのデータを遮断する、あるいはDGPSの
ドライバを提供しない、など、google の思い通りになるので
google の顔色を伺って車を作ることになります。
車つくりの主導を奪われるということです。
携帯電話市場見れば、日本のOS TRONを使った携帯が駆逐されたことからも
わかるでしょう。

また、今後は自動運転自動車になります。
今後の性能比較はA地点からB地点までどっちが早く着けるか?になります。
現在の日本のカーナビでは google map に勝てません。
それは今の google map のナビの性能を見れば明らかでしょう。
VICSではカバーできない道路の渋滞情報、きめ細かい情報が
必要になります。

じゃあ、日本は google に車市場まで乗っ取られてしまうのか?という
心配があります。それを防止するのが ETC2.0というわけです。
ETC2.0では、位置情報と時間を刻々と伝えます。
似たシステムをHONDAで採用しているので
それの官制バージョンを言う感じでしょうか。

自分の走った結果を他の車の最短時間の計算に役立てる、ことになると思います。
これが走行データを使ったサービスにつながるのですね。
そのため、ETC2.0を普及させようとしている、そんなところだと思います。
ただ1つ心配があります。
ETC2.0の走行データを使って、やってはいけないサービスがあります。
それは、交通違反の取り締まりです。

右折禁止のところを曲がったというデータが記録されるわけです。
警察がいなければ取り締まることが出来ません。
が、データが残っていれば、あとで、交通違反として取り締まることが出来ます。
ETC2.0のデータを使えば可能です。
しかし、これをやってしまうと、ユーザーから拒否されもうETC2.0は普及せず、
自動車産業は乗っ取られてしまうでしょう。

政府はそれを防止することが出来るか?
それは先のJA解体で証明してくれました。
国益を考えたら、それを防止する手立てはあるよ、必要なら組織を潰すよ、と
いうメッセージなのです。

実際、自動運転自動車が増えてきたら、交通違反という概念はなくなります。
警察組織そのものも改革されるでしょう。
先のJA解体はそういうメッセージか、と思います。

ということで、霞ヶ関では国益を考えて、いろんなことが
リンクしているのだなぁーと思ったと共に
ちゃんとした党に日本の未来を託さないとだめねーって思いました。

TPPのセーフティーネットの話もETC2.0の話も
全然出てこない話なので、きっとこうだろうなーと思っています。

こういうビジネスモデルを踏まえて
釣り業界にはびこる、悪いモデルを壊していいモデルに変えて行きたいな、と
思いました。特にシーバス業界(笑)

じゃあまた!愛知に行ったらスガキヤ食べる!インスタントでもいい!スプーンが独特!