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全世界のファンのみなさまこんにちは
科学的根拠の裏付けは力強い、ふなです。

科学的根拠、あるいは論文の実験結果を実生活に役に立てることは出来るのか。
まあだいたいこんなことをいつも考えております。

そういえば、タイラバの水中映像では、ヤマシタがタイはタイラバの
目玉にアタックするというビデオを公開して話題になりましたね。
ネクタイを端からガジガジしているのではない!というアレです。


しかし、最近見たタイラバの水中映像では、「ネクタイをガジガジ」している
水中映像がありました。
https://www.youtube.com/watch?v=bftOVFrqfEk
https://www.youtube.com/watch?v=Ik2Mb8dJ-hk

この辺だったと思います
※動画が確認できない環境なのでスマン

つまり、「ネクタイをガジガジ」しているという釣り人の
感覚は正しかったことが証明されました。
水中ビデオという証拠があったからこそですね。

じゃあヤマシタのビデオはなんなんだ?という話ですが
違いは天然か、養殖か、の違いとかじゃないのかな?
あるいは、イケスか、天然の海か?の違いとか。
あるいは個体差。

今のところ私の中では「ネクタイガジガジ」派が優勢と思います。
なぜネクタイをガジガジするのか?はなんとなくわかる気がします。

それは鰭にダメージを与えて、ベイトの動きを封じるためではないかと。
という仮説が立つとタイラバも正しく進化出来るのじゃないかな。

という前置きは置いといて

アニサキスの話が出たので、後追いで。

これから生の魚がおいしい季節になりますが
確か記憶に寄るとアニサキスはアルコールに弱かったような。

調べると論文がありました。
http://www.kawasaki-m.ac.jp/soc/kikanshi/igakukaishi-24/KMJ24(1)047-052.1998.pdf

それによると、アニサキスはアルコールに弱い、梅にも弱い、梅酒最強!とか
書いてあります。

この論文を元に何がわかるかと言うと
シメサバ食う時には梅酒を飲めばいい!
刺身食う時も梅酒!
とにかく梅酒!
酒のめ!
ってことでしょう。

ということが考えられます。

なので、刺身が出たら「梅酒」と頼むのは「お前わかっているな!」と
いう通になりますね。なるのか?

しかし、未成年は飲めませんね。

冷凍でも死ぬとか言うので、〆サバを作るときにも
サバを酢につけて冷凍する。24時間後に解凍する。
これでもいいはずです。
(市販のシメサバはこの方法です)
あるいは、サバを〆る時に「日本酒に2時間漬ける」という手間を加えれば
それだけでOKなのかもしれません。

さらに刺身にしたい魚を釣った場合、
たとえばカンパチ、イナダ、ブリ、などは
アルコール締めという手法が考えられます。

釣って血抜きの間に、内蔵にアルコールを注射すれば
アニサキスを退治することが出来るはずです。
その場で内蔵出してもいいわけですが、、。

あるいはアルコールの入った容器に魚ごと突っ込む。
沖漬けの新しい手法か!という感じですね。

魚の内蔵にアルコール注射するとかいう手法で
アニサキスを退治出来たらそれはそれでいいかもしれません。

不審者で警察に見つかったら、直接アルコールを注射するのか?死ぬつもりか?とか
職務質問が長くなるかも。それはそれで楽しいですが。

これからカツオやサバ、イナダ、ワラサ、タイなど
刺身で食べようとする魚を釣った場合はアルコールで〆る、という
手法が確立するかもしれませんね。

いちいち捌いてられない、血抜きがせいぜい、って場合に
アルコール注射もついでに、という手間位は掛けられるような。
まあどのくらいの量のアルコールを注入すればいいのかわかりませんし
焼酎や梅酒を注射した魚の刺身の味やにおいにどのくらい影響するのか
さっぱりわかりませんので、今後の課題でもありますね。
ゆずの皮食ったブリからゆずの香りがするくらいですからね。

ちなみに激安焼酎大五郎ですと
25度4リッターで2000円以下のようです。でも船に4kgの酒を持ち込むのは重い。
あるいはウォッカのスピリタスならアルコール度数96度とかなので
1500円で500ml。いっそのこと料理酒を注射すれば
手間もかからず一石二鳥じゃないかなっと。

氷砂糖を使わない、純粋に梅と焼酎で作った
アニサキス退治用梅酒、という「退治酒」みたいな製品が出るかもしれませんね。

だからといって工業用アルコールでいいんじゃない?とかはやめた方がいいかも。
飲めるアルコールってエチル?メチル?なんだっけ?忘れました。

じゃあまた!魚の動脈ってどこだ!アルコール注射できるのか!そもそも注射針が手に入らない!助けてキヨハラ!