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全世界のファンのみなさまこんにちは
秋は秋爆したいね!ふなです。

荒川は好調のようですね。俺も荒川行ってみたい!秋爆したい!

2016みんなで遊ぼうフィッシング祭りinしらこばとのお知らせです。
11月6日(日)です。入場無料です。しらこばとで僕と握手!
http://www.jsa-saitama.org/2016/sirakobato1106.html
よければご家族でご参加ください。
たぶん金魚釣りコーナーにいると思う。

いわゆる釣り初心者、あるいは未経験者に金魚釣りを通じ、釣りの楽しさを教えるコーナーとなります。
この子供たちが将来、釣船に乗ったり、バス釣ったり、ウェーデイングしたり、タナゴ狙ったりという
多種多彩な釣りを始める第一歩になるわけです。

この初心者教室が将来、釣りをやる、やらない、の分岐点に来ています。
どこぞの荒れた海に出発して全員船酔いでゲロゲロして全員、釣りをやらない、という
フラグを立てて数百人の顧客を失った某沖釣りイベントとはわけが違う。

確実に釣らせるという大事なミッションなのだ。
海でいうところのイワシである。
イワシはたくさんの魚の餌となるので
イワシはいっぱいいなければ生態系が保てない。

シーバスを釣る人もイワシの恩恵をうけているわけで、
イワシを大切にしないとシーバスも減ってしまう。

それと同じで、初心者を大量生産しないとシーバス業界にも人は入ってくれなくなる。
当たり前だが、この業界はそれをしない。
自然発生したシーバスアングラーのパイの奪い合いである。
当たり前だが、シーバスアングラーは自然発生しない。

シーバスを釣らせる、というハードルの高い初心者向けイベントが皆無なのである。
そもそも、初心者教室も段階があって
「釣り」そのものの初心者教室と「ターゲットフィッシュ」の初心者教室の2段階である、と
思っています。

我々が日曜日やるのは「釣り」の初心者教室。
その後、「ターゲットフィッシュ」の初心者教室に移行していかないといけないのです。
たとえば「へらぶな釣り教室」のようなもの。
「沖釣り教室」のようなもの。管理釣り場教室とか堤防釣り教室とか。

これで、その業界には人が入ってきます。
シーバス業界に人が入るとはどのようなプロセスなのか?
これが理解できていないのではないか?
中世の「麦の入った袋を納屋に入れると麦からねずみが誕生する」程度の
プロセスと勘違いしていないか?ということです。
シーバスアングラーは勝手に増えません。

それを解消しようという試みだと思うんだけど
11月5日にはボートのシーバス釣り体験という、とてもいいイベントがあるので
そっちでボートシーバスからやってみればいい。
しかし参加人数少なくない?20人程度じゃなかった?
ゼロが1個2個足りないのでは??まあゼロよりましか。

釣りの初心者にはそういう風に2段階あるのだということですね。

その最初の「釣り」をやる、やらない、を決める最初の体験を
より良いものにしないといけないというプレッシャーがあります。
おそらく今回も百人を一人で相手します。
1池、6人x3回転x6時間=108人かな?
池は5池あり、全体で500人くらい来るんですが
それを5人のインストラクターで対応する(1人1池)ので
制限時間15分のうちに確実に6人に1匹以上釣らせるという
ハードルの高い仕事です。
去年の俺の担当は100人でキャッチ率は95%くらいだったので、
今年は100%目指して頑張りたいところ。

朝は活性高いんだけどどんどん落ちるんだよね、、
コントロールが難しいんだなこれが、、、

あとは将を射んと欲すれば先ず馬を射よから、親をほめる。
親が釣り嫌いだとまず、釣りがレジャー枠に入りません。
なので、親を攻略する。誰が、大蔵大臣(古い!)なのか見極める!

これをスキームとして実施できているかどうかだと思います。
スキームとして出来ていないから、やり方がわからず無知で人に迷惑かけることになる。
そして釣れないので、業界に人が入ってこない。
入ってこないので、パイの奪い合い。騙しあい、まあ悪いループに入っていると思います。
プロと名前が付く人はどのくらい初心者をこの業界にいれる努力をしているのか?
少なくても俺以下ばっかりでしょう。それでプロなんだから業界のレベルが知れる。

最近のニュースで、北海道のアイヌが川の鮭漁を認めろ、という申請を出してきたと
いう話を聞いた。
http://ameblo.jp/junzom/entry-12205723980.html
「河川でのサケ漁容認を」

という記事。
「特別許可によるサケ漁は捕獲数が限られ、かつての自由な漁とはほど遠いのが実情だ。」
当たり前だ。
目の前にいる鮭は、自然発生で増えたものではなく、
各漁協が人工ふ化させ、放流事業でコントロールして増やしてきたものなのだ。
勘違いするな、といいたい。
だから漁業権があるわけだ。アイヌが勝手にとるのは密漁だ。

同じことがシーバス業界に言えるからだ。
シーバスアングラーは勝手に発生したものではない。
こういう初心者向けのイベントからターゲットフィッシュのアングラーを経て
「誰か」がシーバス釣りに誘って、地道に増やしてきた市場なのだ。
だから各メーカーは初心者を増やす努力をしていないのなら
それはシーバスアングラーを横取りする密漁と同じだ。
権利がないものが大きな顔をするな、と言いたい。

メーカーはルアーだけ作ってればいいんじゃないだよ、っと。
誰かかが増やしてくれたシーバスアングラーに売りつけよう、というのは
ミクロで見れば正しい。余計なコストをかけずに、売上だけ追えばいいから。
しかし、それを全メーカーがやると、シーバスアングラーが増えないので
業界としては尻すぼみとなる。これを合成の誤謬という。
日本経済が不況なのも同じ原因。

自分の会社さえ儲かればいいという考えは捨てた方がいい。
パイの奪い合いしかできなくなった業界に未来はないよ。

4日はお休みしてイイダコ釣りなので、次回更新は7日

じゃあまた!最低子供には釣りをさせよう!結婚もしよう!小作りは好きでしょう!単体テストのしすぎに注意!