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全世界のファンのみなさまこんにちは
世界を買う、いやー、いろいろ買ってます、ふなです。

うわー、今日はクソ長い。読むのが苦痛になるぞ。

スプリットリング100個80円(送料込)
スナップ50個90円(送料込)でゲット。
使えるかな???

本日はアリババが買い物の日ということで、16:00から
安売りが始まります。
世界的に11月11日は買い物の日なの?
ヤフーもそうだし。
ウォッチリストに入れている商品がお買い得で買えるはずです。

ルアー類を買いたいと思います。
物の値段なんて適当だと思っています。
特にルアーなんて1500円とか2000円とかしますけど
原価は300円しないです。
その差額はなんなんだよ、と言いたい。

なので、昔にルアーを作って送料込で499円で売りました。
ルアーなんて原価300円だ、500円で売りまくるよ、という某カリスマの言葉を
検証した実験でした。しないのか?出来ないのか?の検証ね。利益も出ました。
結果、出来るのにしない、ということが証明されたわけです。

その後自社ブランドを創立して、500円で売るのかと思ったら
ミノー2100円って、ここまで言うこととやることが違う人も珍しい。
芯がブレブレなんですかね。

中国から輸入して日本で売るというモデルの場合は
中国から個人輸入するという方法を取れば
中間マージンを払わずに買えます。

実際、すでに個人輸入している人は増えていて
今まで買っていた物はなんだったんだ、と洗脳が解けた方がいっぱいいらっしゃいます。
先日もfacebookに「無事に個人輸入成功しました!」と熱いメッセージをくれた方がいらっしゃいました。
きっと私はモーフィアスで多数のネオを救っているのだろう(笑)

ダイソー行けばわかりますが、ルアーなんて100円で利益が出る商品です。
エギも100円です。仕掛けやラインも売っています。
一方、町の釣り具屋ではルアー1500円、エギ1500円。
それが普通だと思っている=洗脳、です。
井の中の蛙です。

どうしてかな?っていろいろ考えたのですが
1つは情報発信の仕組みですね。
ルアーをどうやって消費者が知るのか?
それはメーカーの情報発信能力じゃないのか?と。
メーカーの情報発信能力とはなんだ?と考えると
それは雑誌であり、テレビであり、モニター、プロ、のブログであり、と
ダイソーのルアーは雑誌にも広告出してないし、テレビに取り上げられることもない
モニター制度もないし、プロもいない。
店頭に来た偶然の釣り人をターゲットにしてる。

ってことは、情報発信に対して我々は1個あたり1400円多く払っているということになります。
モノ自体は同じなのですから。
うーん、みなさんに聞きたい。本当に1個あたり1400円多く払うことに何の抵抗もないの?

雑誌も同じ。本文はメーカーの記事体広告で、広告はメーカーの広告で、
広告の塊で、季節ズレズレの雑誌にお金払うことになんの抵抗もないの?
あるプロがSNSなんかで「取材でした、大爆釣!この模様は来月発売のXXに掲載されます。」
いや、今教えろよ。
1か月後にこの場所で、こういう釣り方したら釣れました、ってなんの意味も持たない。
翌日試せるなら、試すっつーの。本当かどうか確かめられる。
逆に言えば、検証不可能な情報発信をすることになる=いい加減な情報でもバレナイ、という
業界の常識みたいなものがあるんだろうな、とは思う。
だから雑誌は売れないんだよ。

俺が釣りの生中継をするのも同じ。
今この時間に、この場所で、こういう釣り方をした、本当に釣れたでしょ?
という証明のため。
DVD、ビデオ、釣り番組なんか、編集という行為を挟んだら情報なんて
黒いものを白く出来てしまう。
そういう意味では釣りの生中継というコンテンツは有料でもいいと思っている。
プロはそれで実際に釣って、課金されるべきだと思う。
もちろん、釣れないプロは淘汰されるだろうけどね。
出来ないのは、シーバスのプロは旧来のメディアプロだからである。

写真と本文だけで勝負する、古いタイプのプロが多いし
それをお手本にする若者も増えている。
残念なことだ。
ある若者がこう嘆いていた
「僕はプロになりたいんですけどポエムのような釣行記が書けない、、、」
間違ったお手本を真似すると悲惨な将来が待っている。

おっと話はそれた。

ルアーは買うと1500円だが、作ると原価は300円だ。
それには作るための技術が必要だ。
残念ながらその技術を持っている人は少ない。
なので、借りるという手もある。

実際、私がルアー作った時なんてファブレスなので、
ペイントで絵を描いただけである。
あとは工場とのやり取りだけ。
3DCADの技術も金型作成もテストもプロトタイプも作っていない。
そんな技術も必要なくても釣れるルアーは作ることが出来る。
しかも激安で。

これを全部内製化すると100個作るのに1個30000円とかの原価になってしまう。
100万個作れば単価は100円以下になるだろう。
その工場を借りればいいのである。これをやっている工場は多い。

デザインも同じである。
デザイナーを1人抱えると年間500万円以上の経費がかかるが、
クラウドで1デザインだけと言う風に発注すると500円で済む。
実は、アクティブエイガードのワッペンのデザインは、こんな感じという絵を
見せてこんな感じでフォトショップで作ってくれー。
と頼んで500円で出来たものである。
年間1デザインしか頼んでないので、デザイナーを1人抱えるより
1万分の1の経費で済んだ。

アクティブエイガードの組み立ては中国の工場でやっても良かったのだけど
個人でもCSR(社会貢献)出来ることを証明したくて
障害者の支援施設に依頼している。
アクティブエイガードLiteを買っていただけると
障害者の支援施設に仕事の依頼がいくという隠れたCSRになっているのですよ。
まあそんなに売れてないので、今シーズンは終了でまた来シーズンに向けて
いろいろ考えないといけないのだけれど。
同じお金払うなら、中国より日本でしょう。一般企業より頑張っている人を
応援したいでしょう。

それらはすべてスキルではない。スキームである。

個人のスキルはスキームを作ることが出来るかどうかであって
具体的な作業が速いとか、精度が高いとかは
モノづくりを考える上ではあまり意味がない。
個人的にコツコツ作るものはスキルが必要だが
1人で1万個とか100万個作るわけにはいかないので
大量生産するにはスキルよりスキームなのだ。

これを勘違いするとスキルの高い人間に全作業を押し付けて
残業100時間で対応、とかいうブラックになってしまう。
その結果、コストの高いものになってしまう。
物の値段は高くしようと思えばいくらでもコストをかけて高く出来るし
安くしようと思えばいくらでも安くできる。
しかし、そこに許せる品質レベルというものがある。
私は今のルアーは超過剰品質だと思っている。

バリがあろうが、塗装のトップコートに泡があろうが関係なく釣れているんだから。
スプリットリングが錆びてても関係なく投げているでしょう。
強度がないのは問題外だけどね。
釣れるかどうか、は機能の問題であり、見た目がきれいかどうか?は人間を釣ろうとしているだけ
と思っています。
釣れる機能にコストをかけて、釣れるルアーになったのでちょっとお高いものになりました。
というのと、
釣れないけどよく売れるように見た目を綺麗にするのでちょっとお高いものになりました。
どっちがいいのか?ということです。

実際、釣れるルアーの方がうれしいよねぇ。
そこにコストをかけるのは理解出来る。
あ、そうそう、今日言いたかった本題にやっとたどり着いた。
それは、、、、

「高いルアーは釣れないことの証明である」説です。
みなさんのイメージの中で、高いルアーは釣れる、と思っていませんか?
ダイソールアーでランカーをキャッチした私によると
その考えは間違っていて、
安いルアーほど釣れるルアーなんですよ。
そして高いルアーほど釣れないルアーなんですよ。

では仮説を。

おそらく高いルアーはロストを恐れて責めることが出来ないだから釣れない、
安いルアーは根がかりしても平気だから責めるので釣れる、と思っている人も多いでしょう。

違います!

今日のテーマは物の値段の話だ。

たとえばエリ10、945円程度だよね?1000円切っているのでどっちかというと安い部類。
釣れるルアーの代名詞だよね。
ラパラCD7とかも1000円切っている。釣れるルアーの代名詞
ダイソー、ミノーモンスターも100円で釣れるルアー。

うん、なんで安く出来るの?そう、大量に作ることが出来たから。
なぜ、大量に作れるの?
大量に売れるから。
なぜ、大量に売れるの?
よく釣れるから。

ということです。
1つ金型作ったら、100万円らしいので、100個作ったら1個当たり1万円
100万個作ったら1個当たり1円。
そんなに大量に作れるなんてすごいことです。

大量に作れるって言っても、日本の釣り人口は減少して一定レベルにとどまっているので
大量に売れるには長い年月が必要です。
つまり、長年にわたって売れる=長年にわたって釣れる、ということになります。

だから安くできる。

一方、高い値段をつけるというのはどういうことでしょうか。
それは、ある程度しか売れないだろうという予測が立つから
高い値段を付けるしかない。
2000円超えたら高い部類だと思って間違いない。
つまり、売れないだろうと予想されたルアーであると。
売れない予想はなぜ立つのかというと、釣れないルアーだから。
昔のPanasonicのLEDルアーなんか2000円超えてたから。
原価が高いっていうのもあるけど高いものは釣れないという
仮説が立ちます。

そして、CD7やエリ10の広告を見たことがありますか?
釣れるルアーは宣伝しなくても、釣れるから売れるのです。
バナー広告を目にしますよね?
無料で広告は出せません。
なぜ、宣伝しないといけないのか?
そうです、売れないからです。
なぜ売れないのか、そうです、釣れないからです。
わかりやすいですね。

なので、高いルアーは釣れない代名詞なのです。
「このルアー高い、釣れそう」と思うのは間違いなのです。
「このルアー昔からあるな、安い、釣れそう」と思うのは正しい。
新製品の値段見てもわかりますね。

高いルアーは、「ああ、釣れる自信ないんだな」と思ってあげましょう。
安いルアーは、「おお、釣れる自信あるんだな」と思ってあげましょう。

ダイソーの100円ルアーはなぜ、100円以下で作ることが出来るのか。
もうすでに世界中で売れているからですよ。
なぜ世界中で売れているか。釣れているからに決まっているじゃないですか。
釣れることが担保されているルアーなんですよ。

日本の新製品?釣れるかどうかわからないのに、モニターがたかだが1年くらい
やってみただけで釣れることの証明にはなってない。
妥協の産物ですよ。だからすぐに廃れる。
新製品は2-3年寝かして真の評価を得てからでいいんじゃない。
不具合抱えたまま出荷されているのが修正されてからで十分。

プロやモニターなんか見てわかりますよ。
次の新製品出したら、それまでべた褒めだった旧製品がぱたっと登場しなくなりますから。
蛇操作はなくなり忍者全面ですよ。針先に不具合抱えながら。
残念ながらそういう「売る技術」ばっかり追いかけているメーカーもありますしね。

見分け方は簡単で基礎技術をしっかり持って、そのうえに応用技術として
ルアーを作っているかどうかです。
ほとんどが基礎技術がないのになぜか釣れる技術があって(笑)
それを具現化したルアー、というのが出てくる。
バークレー、JACKALL、マリアみたいに基礎技術をしっかり研究している
メーカーは少ない。

見てて面白い。どうせルアー付け替えだろ、という写真と共に
釣れた!という体で文章書いている感が伝わるので。

おっとまた話のコシを折ってしまった。

ということで、言いたいことは伝わったと思う。
「高いルアーは釣れないルアー」の証明であると。

自分の中では価格帯はこんな感じ

中華輸入新品 < 国産中古 < 釣具屋ワゴン新品 < 国産新品
100円程度     300円程度  500円程度     1000円以上

当たり前だが、高いものはなかなか買わない。
さらにダブルショールーミングを行うので

釣具屋で見る → 国内の通販で探す → 海外の通販で探す

と最安値で買うようにしているので。
ルアー10個で2000円以下、が基準です。
この感覚が一般的になればいいなぁと思う。

中古屋のレシートをどうぞ。こんな世の中になってほしいものだ。
これが普通の感覚です。
1個1500円は異常なんですよ。みんな目を覚ませ!
※本当に急にみんな目を覚ましたら困る人が多いので、まずはアーリーアダプターまでにしといて(笑)

じゃあまた!高いルアーは釣れない!安いルアーは釣れる!ルアーの原価は300円以下!