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全世界のファンのみなさまこんにちは
自称、東京湾のガリレオ、ふなです。

さて今日は、日曜日のカワハギ大会に用意した
奇策、愚策ともいえる作戦を公開してしまおう。
他のカワハギの大会にも使えたり応用が利くかもしれない。


愚策その1:特餌作戦!
かみやの大会は餌はなんでもいい(基本アサリ)なので
今回は、いろんな餌を持っていきました。

1、アオイソメ
2、オキアミ(生イキ君2L)
3、アルゼンチン赤エビ
4、ボイルアサリ

まあアホですね。
釣果が低迷しているのはアサリの食いが悪いのでは?と思って
いろんな餌を持っていきました。
結果はどれも同じなんです。
そう、特餌というのが発見できなかった。
上の針にアオイソメ、中にオキアミ、下にアサリとか付けてみたんですが
どれも同じように食われる。あるいは残される。

ということで、まあアサリでいいでしょう、ということで
これは失敗の部類かなぁ。
次回は自分でむきます!

愚策その2:まぶし粉
アミノ酸をブレンドしているときに、欲張りすぎて
いろんな粉を混ぜました。
ASKA被告にもらった粉とか混ぜて(嘘です)最後に塩を
入れるスペースが無くなったのですが、
あれ?これって、、、まぶし粉になっていないか?
ということで、まぶし粉作戦。
アサリにまぶし粉、まさに厳寒期のへらぶな釣りだ!
うどんにまぶし粉だよね。
きっと関西方面でカワハギが流行したら
こんな餌に発展するはず。

使ってみたけど、いろいろ問題があって、、、
1つは、別に食いが良くなったわけじゃない。
フグが寄ったということもない。
むしろ食いが悪くなった感じがした。
2つは、ころっけ状の見た目になるので、
どこが水管かべろか、わからない。
針につけることが結構大変。
触った感覚でつけるしかないので
カワハギ爆釣物語のアサリでは不完全な形のものが多く
自分でアサリむかないとまぶし粉作戦はうまくいきそうにない。

なんの粉をまぶすか、個人の手腕にかかっている。
もし私が他の大会だったら、アレをまぶすな、、
アサリ以外使用禁止で、アサリにまぶすものと言ったらアレだろ。

ということで、これはもう少し改良の余地がある。

愚策その3:サビキ針
こんなことを考えるのは俺くらいのものか。
カワハギ針をサビキにしたのである。
というのも、よく、気がつかないうちに餌をツンツルテンにされた、と
いうことが良くある。
針だけ水中にあっても絶対にカワハギがヒットしない。
だがしかし、サビキ針ならどうだろう。
間違ってヒットするかもしれない。
そこで、ある皮を使ってサビキ針を作ってみた。

その皮は、イカの皮である。
10月にスミイカを釣った際、イカを捌くときに
薄皮が取れる。これをガラスに張り付けて乾燥させておいたのを
何枚も作っておいた。
イカの皮にはJISの等級があって、A、B、Cとなる。
自作のイカの皮はC級だと思う。
イカの皮でC級のサビキ。
イカ皮C、サビキ。
そう、「いかがわしいサビキ」の完成である。
ヤマシタあたりがこんな商品名でイカの皮を使ったサビキ出してほしい(笑)
ちなみにイカの皮のJIS規格なんてない。
まあいいところイカ皮Cutサビキ、の略かなんかで、、、
そんないかがわしいサビキ針をガマカツのハゲ針6号に2.5号のフロロで
巻いてみたのである。

これはイカった。いや、良かった。イカだけにいかったね!というギャグは
60歳を過ぎてから使おう。
SASAMEかヤマシタかMISAKIあたりがそんなサビキ出してくれないかな。
あ、MISAKIは倒産したんだった。
俺がいれば、こういう画期的な商品をどんどん出したのに。
おっと道がそれた。

イカの皮は水に戻ると白くなり、ゆらゆらといい感じで揺れる。
たとえば、赤く染めてしまえばLTアジのエサ針として使えるだろう。
イカの赤い皮と赤タンと分子レベルの原理は同じだ。
来年以降、イカの皮のサビキが登場したら、あ、ふなのアイデアぱくったな。
と思っていいですね。
こんなアイデアならいっぱい浮かぶ。

で、肝心の釣果だか、釣れた。サビキ針にアサリを付けた針に食った。
これはアサリを食ったのか、サビキ針に食ったのか判断に苦しむんだけど
まあサビキ針の釣果ということにしておこう。
で、確実にサビキ針になったな、っていうくらい水中に入れておいて
釣れたのはトラギスだった。なので、トラギスがサビキで釣れることが判明。
いや、特殊すぎて、、、まあ自称、東京湾のガリレオは変な実験ばっかりする
わけですよ。
まあ成功の部類。イカはアサリではないので、
他の大会でやるならアサリのサビキにするといいと思う。
アサリのヒモを作ってサビキ針化する。
まあ実際に作ってみてよ、ものすごく難しいから!


愚策その4:アサリミンチ
サビキとくれば、コマセである。
握ってポン カワハギ専用、を上州屋で客注だったのに、全店舗にないと
連絡が来て、しょうがないので
ネットで注文しておいた。のに!
20日注文して26日に発送とかいうクソ遅い対応の
釣具の通販 南紀屋!しねしねしね!キャンセルも出来ない!クソが!
27日の夜に届くというバカ会社。300円のものを500円の送料掛けて、、
ムダムダムダ!!!評価☆1にしてやった。ハァハァ、取り乱しました。

で、だ。26日の時点でこりゃ間に合わないと判断出来る。
ピンチだ。ピンチと言えば、チャンスに変えることが出来るかどうかが
試される。ピンチはチャンス!
無いものは、、、、作ればいいんだ!!!!
業務スーパーでむきアサリを買ってきて、解凍して、ミキサーに。
エサ用のミキサーである。前回はスルメを粉末して、塩を混ぜて
バス釣りのワームのフォーミュラ作って以来の活躍である。

1回の最大容量とか全部無視してミキサーで、ミンチに。
アサリ100%のアサリのミンチである。
他の大会でもOKな餌になる。
ミキサーの連続使用1分以内とかも無視して使っていたら
ミキサーから煙が出てきた、きっと何か焼けたのだろう。
だましだまし、ミキサーで混ぜてジップロックに。
カワハギ釣りのよせえにアサリのミンチを使ったのは
公式記録としてはこれが初めてじゃないか?
にぎってポンカワハギ専用、はおそらくオキアミベース。
※届いたくせにムカついて荷物の開封もしてない。
自称、東京湾のガリレオは今日もおかしな実験をする。

これをコマセ袋に入れて、オモリの下につけていた。
これは効果があったと思う。
コマセなので、上につけてもいいんだけど、
潮の流れがあるので、上だと潮下の人に有利になるので
あえて、オモリの下に。
そう、段差の底釣りと同じだ。へらぶな釣りの応用。
これにまぶし粉のエサを置くと完璧へらぶなだね(笑)
これは効果があったと思う。カワハギを寄せることが出来たんじゃないかな?
アサリミンチが江戸川区のエサ専門店に並ぶ日も近い。
まあ、このくらいは自作してもいいよね。
27.5cmを釣った時に船長がネットで掬ってくれたけど
なんでこの人の仕掛けにはコマセかごがついているんだろう?と
疑問に思ったに違いない。聞いてこないのはある種の美学か。

だけど、あれ?コマセ網が破れている。根がかったか?いやちがうな、、、
偶然かと思ったら2回も網が破れている。これは、、、、
サバフグかカワハギか、、、、
いずれにせよ、寄せる効果は実感できたが、網を食いちぎられるので
プラスチックか金属の網が必要ということがわかった。
一晩冷凍庫で凍らせて現場で解凍したが、いい感じのゼリー状になっていて
本当ににぎってポン!とコマセになって扱いやすかった。
ただし、作成途中はアサリ特有のニオイと見た目が悪いので
メンタルが強い人じゃないと厳しいと思う。
ミキサーの掃除は水入れて流すだけなので簡単。
大成功の部類じゃないか?

愚策その5:イカ花火
イカの皮があることは前述した。
それを短冊状に切って、真ん中を輪ゴムで縛って、イカ花火を作った。
これもオモリの下に配置。
きっといろんな魚がつつくだろうから、バイトを感じたらうざいので
バイトが来ないオモリの下へ。
集魚効果はあったと思う。釣れたし。
白いふわふわイカっぽいのが集魚効果はあったと思う。

難点としては、どんどん花火が食いちぎられる。
1時間も使っていると、磯際のイソギンチャクかよ、って感じの大きさまで
小さくなる。消耗品になってしまうね。
まあでもかなりの集魚効果はあったと思う。
そのうち、どっかの会社がイカ花火出すでしょう。
ラバーやシリコン製品と違って、消耗品になります。
シリコンとかでも結構、食いちぎられるけど、その比じゃない。
ってことは効果抜群だったと思う。
大成功の部類かな?

愚策その6:赤いLED点滅
ピカイチ君という赤いLEDを内蔵したオモリを使用している人が多い。
でも高くて買えない。じゃあふつうの赤いLED点滅のやつでいいんじゃないか?
ってことで、これをオモリの上に投入。
620円だったかな?電池は交換出来ないタイプ。タチウオの時に
使ったやつだ。これも効果あったと思う。
ピカイチ君のことを調べていたけど、特許が出願されていた。
何が特許になるかと、読んだら、4つのLEDを「順番に」点滅させる
のが特許らしい。要するに赤い点が移動しているように見える効果なんだろう。
でも2000円は出せないなー。タングステンオモリ並みの値段は厳しい。
300円も出せばオモリは買える、それに600円のLED点滅で十分じゃないか?

実は、さらにコスパを求め、1個100円ちょっとのLED点滅防水を手配した。
今回の釣行には間に合わなかったが(緑点滅しか来なかったので)
これなら100円ちょっとで赤いLED点滅が手に入る。
ロストしても財布にやさしい。来年はこれをメインに使おう。
タチウオでも使えるし。電池はLR41が3つで交換式。まともに100円ショップで
電池交換したら150円(2個100円なので)かかる。
新しいのを買った方が安いので、クラウドルアーズで売る時には300円で売ろう(笑)
これなら特許にも触れないし、堂々と売れる。効果は同じくらいあると思う。
まあ、実物見てないので、なんとも言えないんだけど。

オモリ内蔵にするには鋳造すればいいんだが、重さと色別に1個1個作るのは面倒なので、
きっと筒型オモリにするだろう。その筒の中にLED発光装置を入れ替えられる
仕組みにすればいいか。まあ特許なんていくらでも回避できるからなぁ。
アクティブエイガードの特許を取らないのも同じ。
まずはアナゴ用オモリと合体させてみるか。これがコンセプトプロトとなる。
特許はいろんな方法で回避できるから。
これも成功の部類となるだろう。


愚策まとめ:いろいろ大成功!
年に何回しかカワハギ釣りはしないので、いまだに自分のスタイルは
試行錯誤の連続で、「釣りは釣果のハッキング行為である」という
考えは変わっておらず。
誰かの釣りを真似するだけじゃあ誰かの劣化コピー釣り師になるだけです。
それではつまらないので、ルールの範囲でハッキングをする楽しさがあります。
奇策、愚策をやるのは、新たな釣法、新たな仕組みを発見するための行為で
机上の空論を実際にやってみるとどうなのか?を検証しないとね。
今日上げた愚策がそのうち大会の禁止ルールに組み込まれたら
それは逆に「効果あり」を証明したようなものですから。

前にも書いたけど、東海地方ではエビ餌のカワハギ釣りが主流で
アサリエサはマイナー。だから餌はアサリのみ、って限定すると
参加する人は減ってしまう。
エビ餌のカワハギ釣りのテレビ見てて、感じたことがあって
それはエビ餌の場合、切り口にカワハギが食いついてくる。という話。
たとえば、その応用がアサリで出来ないか?と考えるわけです。
アサリは360度、720度、1080度どこからでも食う。
でも、食う方向をコントロールできるなら、、、、、、、ね。
有用でしょ?そのための基礎技術としてアサリミンチとかは今後
絶対に必要になってくるんですから。
※アサリでソーセージを作るには、、、、、

点と点を結べば線になり、線と線を結べば面になる。
面と面を結べば立体に。
いきなり立体が出来るわけではないのです。
世の中にはいきなり立体を作ろうとする人が多すぎる。
だから私はまだまだ高い竿が買えない、
買うレベルに達していない。5000円の竿で十分。
道具は最後の伸びしろなのです。
高い竿を使うと釣果がいいのではなく、釣果のいい人が高い竿を使うようになった。
これを勘違いしてはいけません。

東京湾のガリレオ(自称)は今後もいろんな研究をしていこうと
思っています。
そのために変な釣りや実験をしますが、気にしない方向でお願いします。

じゃあまた!今週末はシーバスジギング大会!新しい釣法も!準備大変!荷物届かない!