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全世界のファンのみなさまこんにちは
先週末のアジは中止になった、残念、ふなです。


ガス屋の世界もチェンジニアがはびこんでます。

親戚の家で風呂釜が故障した。
追い炊きは出来るが、給湯が出ない、ということだった。
で、いろいろ電話したり、して、修理の手配をしていた。
が、そのプロセスで分かったことは
ガス屋にもエンジニアならぬ、チャンジニアがはびこっているという実態だった。

チャンジニアはチェンジとエンジニアと合わせた言葉である。
交換しか出来ない技術者、という意味で
レベルの低い技術者の代名詞だ。

元々は車屋の世界の言葉だった。
修理を頼むと、必要のない部品まで交換して、高い金額をぼったくるという仕組み。
いや、ぼったくるというのは少々言い過ぎかもしれないが、
壊れた1つの部品を交換するより、壊れた周辺をアセンブり交換してしまえ、という
方法である。
同じ3万円かかったとしても
部品5000円で工賃25000円と、部品25000円で工賃5000円では
どっちがいいのか?という話になる。
技術があれば前者、なければ後者である。

前者は納得感が少ない、安い部品なのに、なぜ工賃がこんなに高いのか。
後者は周辺の部品まで交換したので、調子よくなった、工賃安い、と満足感がある。
結果、アセンブリ交換しか出来ない技術者が増えた、という話だ。

この程度の部品交換ならいいが、エンジンや、トランスミッションなど
高額な部品の故障や、もう部品が手に入らないものの故障などは
アセンブリ交換では対応が出来ないので、結局技術が必要になってくる。

それと同じことがガス屋の業界にも出ているようだ。
インターネットで調べて出てくるガスの給湯器の業者は「新品交換」しか出来ない。
修理で直す技術がないのだ。
そして、修理はメーカーしかやっていないことに気が付いた。

新品交換なんて、車でいうところのアセンブリ交換のみである。
ガス器具の故障なんて経年劣化ではダイアフラムの故障ばっかりなのだから
これを部品で6500円、工賃15000円払っても、2万円程度で修理出来る。
が、新品交換だと20万円、10倍の価格差がある。

ガス屋は消費者の無知に付け込んで、安くしますよー的な営業しかしないのだ。

で、数社に見積もりを頼んだら、平均20万円程度。
うーん、いや、それは新品交換で上位機種だよね、、、

某スマイルのガス屋はコールセンターに電話して
担当から電話がかかるってきて、30分後の訪問を
果たすという迅速な対応は評価できるが
まったく事情を知らない感じで、ただ単に現場に行け!と言われているような会社だった。
こっちは「追い炊きは出来るがシャワーのお湯が出ない」と言っているし、
その会社の売りは「修理した方が安いかも」というコピーで売っているのに
訪問前に型番さえ聞かないのだ。
この時点で、黄色信号。

で、風呂釜みて、シャワー栓をひねって一言
「水出ますよ」
いや、いや、出ているのは水だよね、お湯が出ないと言っているのだけれど
「それは給湯器ですね、給湯器どこですか?水つまりって聞いたんですが、、」
と、頓珍漢なことを言っている。
お前の見ているその機械が給湯器も兼用だボケ!
「ベランダ見ていいですか?」
見ろや、ボケ!
「給湯器ないですね、、、」
だから、ガス器具はこれだけだと言っているだろう。
「これは修理を頼むと、メーカーはGWなので、後日連絡します」
と言って帰って行った。
何し来たんだお前。型番さえ控えないお前はバカなのか、、、

ということで、「いい笑顔」のガス屋はどっかに消えた。
別の会社のオンライン見積もりは20万円、他のガス会社も20万円、
最安値は18万円台。正直屋というところだった。
修理を頼める会社ないのかね、、、
何社かに連絡を入れると、
「修理はメーカーしかしてないので、メーカーの連絡先を教えます」と
連絡先は教えてくれるガス屋がいた、まあまあ親切ですね。

ということで、メーカーに連絡を取り、訪問日時を決めた。

そこで、大体の業界の構図が見えてきたのである。
・修理はメーカーしかやってない
・インターネットの広告会社は新品交換専門
・新品交換専門で、さらに壁掛けしかやっていないとこすらある。

とガス屋の世界もぼったくり気質なのだ。
特にキャッチコピーは「その日のうちにお湯を出します!」と
いわゆる鍵屋の商売に近い。

今すぐお湯が使えるようにしたければ20万円払え、という商売をしているわけなのだ。
何回も交換するものじゃないから1回ぼったくる、という商売になって
宣伝合戦になっている。

今回のように、お風呂には入れる、お湯が出ないだけなので、急がない、という
ことでは、困っているでしょ?今すぐやりまっせー!高いお金払ってなー!という
モデルには向かないのだ。

メーカーの修理にも問題があって、日曜祝日はやってない(笑)のだ。
結局土曜日に訪問することにした。が、5日は土曜日だが祝日なので、ない。
翌週になりそうである。

ちなみに修理が成功してもしなくても、出張費は3000円かかり、点検費も数千円かかるので
それは要注意です。

修理不可能だとなったら、新品交換するの?と親戚に聞いたら
するしかない、と言っていたので
2万円前後か20万円前後にはっきり決着がつく、ということになります。

ちなみに壁貫通型なので、工事費がちょっと高いんだよねー。

じゃあまた!チェンジニアばっかり!技術者いない!IT業界もコピペ多い!悲しい!