全世界のファンのみなさまこんにちは
釣り動画は楽しい、ふなです。

最近トロッコ問題が自動運転技術にどう反映されるのか?という問題が
持ち上がってきているという話題が面白かった。

トロッコ問題というのは、トロッコが暴走し、そのまままっすぐいくと5人の作業員がひき殺される。
切り替えポイントがあるので、それを倒すと5人は助かるが、切り替えた先には1人の作業員がいて
切り替えると1人がひき殺される。さあ、あなたは切り替えポイントのレバーを倒しますか?という問題。

倫理学の実験だそうだ。
多数を助けるために少数の犠牲を出すことは正義か?という問題。まだ結果も結論も出ていない問題だそうです。

なんで、これが自動運転と関係があるのかと言うと
自車が走行中にスリップして人の列に突っ込みそうになる、そのまま突っ込み歩行者を殺して乗車している
人を助けるか、あるいは壁にぶつかり自爆して、歩行者を助けて乗車している人を殺すか。
どっちのアルゴリズムが正解なのか?という結論が出ていないとのこと。
おそらくボルボは歩行者に突っ込み、車に乗っていれば大丈夫ってなる気がするし
ホンダは自爆機能で歩行者を守ります、ってなる気がします。
どちらに統一されるのかわからないんだけどね。
そもそも統一しないもかもしれないし、ボルボは当たり屋の餌食に、ホンダは売れない、となるかもしれない。
まあ例だけど。

面白いなー、どっちのアルゴリズムが正しいのか、そして事故が起こったらなぜ、その方法を選択したのか
これが裁判で倫理学の問題になってしまう、という未来が見えているのも面白い。
コンピューターのアルゴリズムの話なのに、設計は倫理学の解のない問題を解いた先にある、というのが
まずます面白い。アナログなんだよなー。

これは90歳の老人が先日何人もひき殺した事故を思い出すわけ。
まさにトロッコ問題で、自動運転機能は、90歳の老人一人の命と若者数人の命を
瞬時に天秤で図らないといけない。

止まれない、ハンドル切れば間に合う、と判断は出来るだろうが、実際にブレーキをかけながらハンドルを切る、という
判断をするのか
それとも、人間5人を認識した目標に向かって進んでいくのか、
自動運転はどっちの判断をするのか?というトロッコ問題が解決していないと
アルゴリズムに組み込めないのだから。
同じような問題を考えたのだが

3車線の真ん中で、左右と後ろにトラックがいて走っている。
正面から逆走の車がやってきて来た。ブレーキを踏めば後ろのトラックにぶつかり
左右にハンドルを切れば左右のトラックにぶつかり、
何もしない、あるいはアクセルを踏めば、逆走の車にぶつかる。
どう判断するのが正しいのか。
これをトラック問題と名付けよう(笑)

コンピュータのアルゴリズムは正しい設計があってその命令通りに
動くことが要求されるので、その設計が正しいかどうか、という
アナログな問題が解けない限り設計が出来ないという面白いパラドックスになっている。

という、どうでもいい長い前置きがありまして本題です。

釣り動画を撮るのは、事実確認である、という旨の記事を昔書いたと思います。
http://crowdlures.blog.jp/archives/72759948.html

ヒットシーンを見て、この魚の時のパターンはどうだったのか?の
事実確認をするのです。
記憶ではなく、事実を認識することが大事。
昔、下野正希さんが、バスのヒットシーンで
状況を繰り返し口に出していたシーンを思い出した。

バス釣りをしているのだが、ヒットした瞬間
「葦の奥で食った、葦の奥で食った、葦の奥で食いよった」と呪文のように言っているのです。
最初は、釣りビデオだからしゃべることがないので、こんなこと言っているのかな?と思ったのですが、
実際は事実確認の行動ではないか?と考えるようになりました。

例えば葦打ちでは、葦の奥、葦のワンド、葦の岬、葦の沖、と4か所の位置があります。
同じ葦打ちでも、ずっと葦のワンドを打っていて、葦の岬にルアーを入れた場合だけ食ったら
葦のワンドで食った、と記憶してしまうかもしれないので、
「葦の岬で食った、葦の岬で食った」と繰り返し口に出すことで、
口と耳から覚えることが出来、強制的に正しい記憶をかきこむ作業だ、と気が付きました。
なので、ヒットした瞬間の記憶を強制的に正しい記憶にする原始的な方法としては最適かと。

それが出来ない場合は、ちゃんとGOPROで自分で釣りを確認して、どういう風に釣りを展開していたのか
どのアクションで食ったのか、と確認出来るエビデンスになるというのはとても強い武器です。

そんなGOPROですが、私のは初代となります。
型落ちで1万円だったと思いますが、充電が持たないのです。
2時間しか録画できません。32GBのSDカードには6時間ー8時間程度録画できる容量なのに。
しかも、バッテリーは内蔵で、交換出来ないタイプ。

うーん、、、と悩んだ末。バッテリーを大容量に出来ないか
分解してみました。
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分解して見つけたのはバッテリーは3.8V 1130mAHで2段スタックになっている。
おそらく1個500mAHから600mAHのものが2個並列に、それで容量を稼いでいる。

LiPOバッテリーと呼ばれるもので、リチウムポリマーである。
生セルであろうこのバッテリーに制御基板をつけて3線対応としている。
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さあ、このバッテリーを大容量のものに交換してやれば、いいぞ!と思って
検索してみた。ら、
どうも、この容量が限界のようだ。
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いわゆる30mmx20mmの生セルバッテリーはこの辺が限界容量で、
これ以上容量アップは望めない。
また、大きさにしても
厚さは6-7mm程度あるので2個で12-13mmの厚さになる。
その程度しか設置スペースがない。
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また、知っての通りリチウムバッテリーは送料がクソ高い。
30x20mmで500mAHのバッテリーは500円で送料は800円。2個頼んでも1800円だ。
しかも中国のバッテリーは容量詐欺。大容量どころか、小容量モデルになりかねんし
数字通りでも500+500=1000と1130より下がる。

いいところないじゃん!

技術は日進月歩。GOPROの初期モデルを1万円で買って1年くらい経ったが
もうすでに型遅れ感がすごい。
さらに互換品やら出てきて、もうGOPROを指名買いしなくてもいいのではないか?と
思ってアクションカメラで探していると、、、

APEMANが安い。予備バッテリーも売っている。

本体が3980円、予備電池が1680円、合計でも6000円以下で6時間連続撮影機材が揃うことになる。
安いね!小型だね!
これなら6時間連続で釣行を録画できる。いい感じですね。
おっさんの昔話なら、VHSの120分テープを3倍モードで録画にして
ハンディカムを接続してバスボートに固定して、回しっぱなし、という機械を自作して
必要な部分を動画にキャプチャーしてWEBに公開していた。youtube もニコニコもない時代。
それの動画がyoutubeに残っているね。
その大きさや価格帯を考えると、本当に録画機器は長時間、高画質、小型化、低価格が進んだ。
世の中いい時代になったよね。

夏のボーナスで買おうかな、

じゃあまた!6000円なら小遣いで買う!6時間録画はうれしい!高画質も!