全世界のファンのみなさまこんにちは
そろそろカワハギの話でもしよう、ふなです。

明後日はマグロなのに
今シーズンのカワハギはどうかなーと思っているふなです。
頭の中でいろんなことが、並行して走っています。

実は去年はカワハギ竿の新しい概念の実験をしていました。
カワハギロッドのまったく新しい概念ということです。

そこいらの製品のちょっと去年から変えただけ、という
ものではなく、次元の違うアプローチ方法です。

その前に、竿の感度の話を少ししたいと思います。
竿には主に2つの感度があります。
それは、目感度と手感度、ですね。
目でアタリを認識する、手でアタリを認識する。

主にこの2つだと思っています。
私が実験していたのは、この2つ「以外」の感度、でした。

そもそも、アタリを人間はどうやって感じるのか?
アタリとは何か?という原点から出発し、
アタリとは?という定義から出発しないと、
まったく新しい概念は生まれません。

どんな竿メーカーも手感度であり、目感度であり、という
既存の製品の手直し程度しか出来ないので
まったく新しいアプローチをいうことが出来ませんした。
original

images

目感度と手感度、どっちが優れていると思うでしょうか。
これを研究していたんですが、
きっかけはiPhoneのretina ディスプレイの話でした。
いや、iPadだったかな。
ディスプレイは1ドットが78ミクロン程度になったので、
すでに目の分解性能を超えた、というものでした。

画面上で1ドットが右に1ドット移動しても、認識出来ないほど
細かいディスプレイになった、という意味です。

それを竿に当てはめると、竿先が動いたかどうか、という目の分解性能が
目感度の限界ということになります。

>人間の目の空間分解能は0.15mm(150ミクロン)〜0.2mm(200ミクロン)が限界
という記述もあるので、竿先が0.2mm動いたかどうか?になるわけですが
しかし、竿先は180cm先の話です。
30cm先で実験しているはずなので、実際は6倍鈍感で
竿先が1mm動いたか?を見ているのが目感度ということになります。

そこから仮説を立てると、手感度の竿は、目いっぱい腕を後ろに伸ばして
目と竿先の距離を短くすることで、目感度を上げられる、という仮説が立つ。

さらに変化率を考えると、8:2とか9:1よりさらに先調子の
95:5 とか 98:2 みたいな究極先調子みたいな竿が今後登場するはず。


一方で、手感度は
竿尻がどのくらい振動したか?によるわけで、
いや、まあ、リールをパーミングしているところでもいいんですけど、
どのくらいの感度かと言うと
>スウェーデンの科学者が明らかにしたところでは、「人間の指は最小13ナノメートルの凹凸パターンを区別」できる
>職人の人の指先は10~1ミクロンを認識する。

つまり、手感度の方が最大100000倍敏感ということになる。

目感度と手感度を比べれば、圧倒的に手感度である、とデータは物語っている。

そういわれてみれば、カワハギ名人、キス名人、フグ名人の釣り方は
圧倒的に手感度で釣っている人が多い。

実際には目感度で言えば、手感度に伝わらない、モタレを発見する場合や
手感度では竿先に現れないアタリを認識することもある。

で、2年前実験したのは、レバレッジトップという
目感度の倍率を上げる作戦。
竿先が1mm動いたかどうかを、倍率あげて、10mm動くように
ヘラウキのトップを竿先につけるという実験。

普通に折れたわ!叩きを入れたら飛んで行ったわ!
あえなく失敗。

何回か実験したんだけど、ベイトロッドだと、ガイドが竿の上に来るので、
竿先にヘラウキトップが付けられない。
だから、スパイラルガイドでガイドを下に向けて、その上にヘラウキトップを付けて実験してた。
その時に、あれ?目感度より手感度の方が敏感じゃないか?と気が付いた。

目感度の劣勢を知ったのだった。

それから手感度を究極に極めた竿を作成。
「世界最速シリーズ」と銘打っていた、「世界最速ロッド」だ。
なぜそんなロッドを作っていたか、という肝心なところは誤魔化すが、
出来たロッドは、フルメタルロッドだった。
アルミのブランクにチタンティップにアルミのリールシート。
アルミが普通に折れ曲がり、実用に耐えられなかった。
チタンパイプで作ってやろうかと思ったが、高すぎて断念。

何が世界最速かと言うと、アタリから手元に伝わるまでの時間がどんなメーカーの
どんなロッドより速い。
アタリを音速で運ぶ、という究極のロッド作りだった。

まあこれも重すぎるし、折れるし、コストが実用的じゃない、とボツに。

で、アタリの定義をきちんとしているので、ブレがなく実験が出来る。
その後、第3の感度を求めて実験を繰り返した。

目感度、手感度、以外の感度だ。
人間には認識する感覚が5個ある。
そのうちの視覚、と触覚がそれぞれ目感度と手感度である。
あと、3つもあるじゃないか。

竿先に鈴をつけて、鯉が釣れるとリンリンとアタリが聞こえるのは聴覚。
嗅覚と味覚もあるよね。まだ釣りには応用されていない感覚だ。

アタリとは何か、を定義するからこそ原理に沿って実験しているので
急に何か変なことを思いついてやっているわけではない。

目感度で言えば、シマノの新しいカワハギロッドはティップを3分の1短くした、というので
これは目感度が上がった製品となっている。9.3:0.7 とかの究極先調子である。
上記の仮説に基づいてちゃんと作られていると思う。

これのスナイパー持ちは親和性が高いが、上で述べたように
おそらく手を目いっぱい後ろに下げる持ち方で釣果は
さらにUPするという仮定が成り立つ。
まあやらないけど。解決する方法を思いついたので、、
なので、とても気になるロッド、ということなのである。
まあ高くて買えないと思うけど(笑)

去年は第3の感度を求めて、いろんな実験をして、
一部光が見えてきた。仮定通り、のデータが得られたりした。

基本、竿にいろんな改造を施している。
まったく未知の道具なので「それ何?」と聞かれることが多かった。
いわば、バックツーザフューチャーのデロリアン状態。
この装置何?って聞かれる感じ。
誤魔化すのが大変だったが、基本実験は成功したので
今年は応用にうつる。

いよいよ、ぱっと見、普通のロッドだけどやっていることは全然今までのロッドと違う、という
不思議なロッドになる。

第3の感度の目標にしているのは、目感度以上、手感度以上の分解性能を持つこと、なので
ハードルは高い。手に伝わらないアタリ、穂先の動かないアタリを認識するのが目標である。

それが確立すれば、「すべてのカワハギロッドは過去になる」というダイワのコピーそのままだ。
どんなカワハギロッドも物干し竿程度になる。
しかも定価も強烈だ、予価198,000円である。20万円のカワハギロッド、、、、究極だな(笑)
世界を変えてやる!と思ってやっている。

今年はコンセプトプロトで挑戦だ。
おそらく何をしているかわからないと思うけど、無視しといてください(笑)

というカワハギ作戦を練っているのであった。
妄想で終わるか、世界を変えるか、誰も挑戦したことがないことをやるのは楽しい!

じゃあまた!目感度!手感度!〇感度!剥王計画!