全世界のファンのみなさまこんにちは
週末の準備と来月の準備、ふなです。

週末は3連休、タチウオの釣り大会もあります。
もちろん参加です。自分のドラゴンパターンを検証しなくては。

ってなわけで、消耗品の仕掛けを追加で作っています。
もちろん、市販品も買いますが、自分で作るんですよ。
針はガマカツのSTRを使用してみました。
結構、太いですね。
この辺はトレードオフかなぁ、、
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わかるけど、、、
針はいろんな考え方があるので、、
ケンを大きくすると、針の軸を削ることになるので
針の軸が細くなり、弱くなる。
小さくすると、餌がずりおちる。
まあ、この辺がどこまでセッティング出来るのか?というところですね。
ケンがでかい、つまりデカケンにするには軸を太くしないと
ケンに使うリソース分を確保出来ないということかな。
面白いなー。


基本2/0 です。食い渋ったら1/0 にします。
3/0 は持っているけど、使わないと思う。デカすぎる気がするので、、、

ハリスは7号フロロ、食い渋りで6号、5号は細すぎると思う。8号は太すぎる。
あくまでも個人の感想ですが。
ハリをガードするパイプは付けます。
安い仕掛けはパイプに夜光のウキ止めを使っていると思いますが
夜光が嫌われる場合があるので透明に近いものを使っています。
もちろん、夜光がいい場合もあります。

考え方としては、夜光パイプはオールマイティです。
浅場の場合は、夜光パイプには意味がないから無視して
深い場合は夜光で光らせる、ので、あってもなくてもいい。

食い渋る時には、パイプを天秤側にずらすと、ノーマルになって使い勝手がいい。
なんだけど、私の場合はむらむらパイプを使っています。
結構いいですよ。おすすめ。
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作った仕掛けは仕掛け巻きに。
本当は丸い仕掛け巻きが欲しいのだが、昔作った仕掛け巻きに追加で
昔の仕掛けはタコベイトがついていたりします。
問題は、チューブとタコベイトがくっつくと、チューブの可塑剤がタコベイトを溶かす!!!
と、、、今年気が付きました(笑)

それと、毎回曲がった天秤をまっすぐにするのは面倒なので、
直線天秤のようなものがないか、調べてに行くんですが、、
無いんですよね、、全部湾曲している。

タチウオに使う天秤に求められる性能は、直線天秤ではあります。
そして、オモリが動きやすいこと、です。
オモリが動きやすいってなんだよ?って思うんですが、
それは、持論の「リグはノーリンカー理論」に当てはまります。

針が引っ張られて、天秤が動く時にシンカーが邪魔にならないか?という
ところです。
タチウオでは50-80号とかいう200-300gくらいのオモリを背負っているわけで、
これが動かないと、竿先にアタリが届かない!というのは困るというわけで。

かなりの重量ですね。だからこそ天秤にくっついているような形のものは
ダメなんですよね。
天秤は限界まで軽く、水中の抵抗もないように、そして、アタリを
道糸に伝えられるという使命と背負っている道具となります。
もちろん絡み止め、が一番大事な役目なんですけど。

理想のモノがない!じゃあ作るか!ということになりますよね!
ということで、材料を買ってきました。
市販品でも理想のものはあります。
吉見製作所のTL700シリーズなら、理想です。高いけど。1200円くらいするんじゃないかな。
アームの長さが50cmくらい欲しいので、このくらいの大きさがいい。
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50cmで0.8mmという太さのステンレスにスリープに
カシメペンチ。このカシメペンチが高いんですよ。
国産なら3000円近くする。
が、これは中国製800円だったかな。

これを使って天秤を作ります!
アーム長が50cmくらい欲しいのに50cmくらいの天秤では、オモリから道糸を結ぶ長さが、、、
ということで、いろんなモデルを試してみて、
最終的に50cmアーム+25cm=70cmくらいの天秤、が出来ました。
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詳細はまだ秘密なのですが、理想的な天秤です。
うまく行ったら売り出すか(笑)
たぶん1本のコストは100円くらいじゃないのか?
と、用意したスリーブが小さすぎるのと大き過ぎるのしかなくて
ちょうどいい大きさのものでちゃんとしたのを作るとして
まずはコンセプトプロトタイプですね。

最終的には形状記憶合金で作りますので、まずは
ステンレス製で、モデルの正しさを確認する。
だからコンセプトプロトタイプです。

先っぽの加工面倒くさい。

全然うまく行きませんが、まあこんな感じで、スパーてされても懐が痛まないようにしないと、、、
だから高い天秤は買えないんですよ。

オモリも同じで、小田原型は重いので避けたい。
かならず胴突きオモリを使いましょう。

そういう意味では、専用のオモリってないよな、、、
タチウオ専用オモリってあっても良さそうな感じなんだけど。
理想の形は細く長く、強度がある感じで、長さは30cmとかあるソーセージみたいな
棒状のオモリがいいな。って考えてたら、いわゆるスピードフォール系の
タチウオのジグでいいんじゃないか?と思ってきた。

200g位のオモリをつけるんだけど、天秤が動くときには
邪魔にならないようにという、結構矛盾した内容。

この辺も煮詰めていけばいい感じになると思うな。
だからと言って作って売ろうとしてもダイワさん、マルシンさんがコピー商品出してくるからなぁ。
やめとくか。
ドラゴン専用天秤というわけではないのだが、タチウオ専用天秤を作るとしよう。

作ることが出来ない、面倒くさい!って言う人は吉見製作所のTL700シリーズを買いましょう。
もちろん私も持っています。

形状記憶合金のいいところは、まっすぐになるので、丸まって持って行っても
いのです。
お勧めですが高いです。

スパーっとタチウオカッターやサワラカッターになってしまうと
消耗品になるので、高い金額は出せないんですよね。
なので、安く作ってやるんじゃー!!
うまくいくといいなぁ。

フィッシュグリップの使い方の話です。
タチウオを釣ったら、そのままクーラーに入れると思います。
昔は桶の中で泳がして血を抜いて、ってやっていました。
が、桶から飛び出したり、大変でした。

そこで考えたのが、このフィッシュグリップを使った。
窒息締め、です。
発見したのは偶然なんですが、、、
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前にペンチで、挟んでエラを切って、飛び出し防止してペンチの自重を
使って桶の中の入れて沈めていました。
その後、脳天締めみたいに脳みそをペンチで割る、ということをしていました。
でも頭が割れるじゃない。

釣ったまますぐをクーラーに入れる人も多いと思います。
が、クーラーの中でも多少暴れております。

で、同じように、このペンチでタチウオ挟んで桶に入れていました。
すると、、、エラを挟んだので、呼吸が出来なくなり
すぐに締めることが出来ることに気が付きました。
えーと、マグロリングの応用ですかね。
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このフィッシュグリップで、タチウオのエラを挟んで
取っ手の後ろのストッパーを止めて、針を外して
桶に突っ込みます。
すると十数秒で呼吸が出来なくなります。
暴れることなく、桶から飛び出しません。

するとタチウオになるべくキズつけることなく、締めることができました。
強制的にエラ呼吸を止めるので、窒息締め、と呼ぶことにします。
窒息締めの発案者ということで、リスペクトしていただければ、パクっていただいても構いません。
プロは「自分が考えた!」と発表しがちですが(笑)
クーラー内の海水氷などに入れて凍り締めという方法でもいいと思いますが、
数釣りとかの場合に実はクーラーに入れる数秒間が無駄になるので
トーナメンターの悪い癖ですかね。長いクーラー持っていないので
憧れなんですけどね。
効率を目指すとほんの数秒の無駄すら気になるという。
まあ普通にキャストして着底までの時間に船長のところ行って餌とかもらってきますからね、、、
15秒あれば大抵のことは出来ますから。仕掛け準備したりね。FGノット4キャスト内に作るとかね。
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最後は、F5.5の卵巣えぐい話。
121cmのドラゴンは実はメスでした。
そこから取り出した卵巣がどえらい大きさでした。
ドラゴンですから、何回も産卵したのでしょう。
普通のF4サイズの卵巣と比べて、まるで明太子サイズでした。
この太いのが1匹分です。
煮付けておいしくいただきました。子供たちも大好きなんですよね。
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ドラゴンということで5年くらい釣られずに生きてきたわけですが
どうして5年も東京湾に居て、今まで釣られずに生きて来られたのか?を
考えると、ドラゴン攻略の手がかりとなると思いますよ。
もし、単なる確率の問題で偶然である、と思っていたらそれは大きな間違いだと思います。

じゃあまた!仕事忙しい!タチウオ楽しい!仕掛け作り楽しい!天秤作りも!