全世界のファンのみなさまこんにちは
女の子、は本物の釣りをしているのか?ふなです。

釣り人の忘年会は楽しいなぁ、本当に、釣り人って
命削って釣りしている。リスク取り過ぎだと思う。

個人的には船を沈めて道具も失った方に
恩返しをしないといけないかな、と思って
「左巻きだから使えない」というリールを頂いたが、
ハンドル軸を取り寄せ、右ハンドルに改修したリールを
無事戻すことが出来て良かったかなっと。
これで来年が良い年になりますように。

では、本日のお題です。
女の子ばかりのTHEフィッシングの
放送がありましたので、これを検証していこうと思います。

本当に女の子だけの釣り番組は本物の釣りをしていないのか?
という目線で切り取っていきたいと思います。
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タイトルは「女子だけのタイラバゲーム」であります。
女の子がキャーキャー言っているだけの番組だろう!という
先入観があればそう見えるかもしれませんね。
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大きそう!楽しい!!
初心者だけなら、ヒットして魚の大きさが大きいかどうかは
わかりません。よくあるのが「あれ?根がかった?」とかいうことは
ありますが、大きい、ことがわかるというのは相対的な差がわかる、ということで
この感想が出るということは、経験者である、ということがわかります。
そして、楽しい!!、もっとも大事なところで、釣りが楽しい!というメッセージを
伝えるという役割は十分に果たしていると思います。
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ヒット後の1シーン。
絶対バラさんぞ!というセリフが出るということは、過去にバラし、悔しい思いをしている、と
いうことがわかります。
初心者番組でよくあるのは「あれ?軽くなった」というバラしを初めて経験するような
場合であって、言わば、見る側がイライラする番組ですよね。
経験者しか言えないセリフであります。
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ドラグ音ヤバイですね!というセリフ。
これは本物の釣り人しかわからないし言わないセリフですね。
ドラグとは何か知っている、それが出る時に音がするタイプであるリールと知っている、
いやー、本物の釣り人じゃないとこのセリフは出ません。
ドラグが出るほどの大物であることが分かった、という経験者のセリフです。
いやー本物の釣り人ですね。
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釣れたぞ!というセリフ!大きな魚が釣れたことがわかる良い画です。
女性はサイズが小さいので、魚がより大きく見えます。
大きく見えることはテレビ的にも正解であると言えますね。
さらに顔が見える、小さい顔の女の子に大きい魚、実に正義であります。
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というすばらしいオープニングがあった上で、タイトルどーん!
トリプルヒットがあったようですね!
これは楽しみな番組です。
何人出ているのかわからないですが、少なくてもトリプルヒットは
地合いが来て、その時に、適切なルアー、アクション、等が3人同時に出来た、という
個々のスキルが高いことを証明しています。

「また俺だけ釣って関爆!できないじゃん!」という番組もあったりしたので、いかに
スキルが高い女の子がいるというのが分かったのでないか、と思います。
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登場人物は4人ですね。
一人は見たことがあるけど、あとの3人は素人なのかな???
という先入観がありました。
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1人は秋丸さんでした。
みっぴでおなじみですね。博多弁がよかとです。
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あとの3人は偶然にも福岡在住ですね。
ちなみに私は福岡市東区和白在住でした(笑)
だけで終わったら単なるアホだろ。
良く見てほしい、全員ガイドに糸を通すスピードが同じ。
つまり、同じようなスキルであると考えられる。
同じようなスキルだが、どのレベル?というところがわからない。
ひょっとしたら全員、ド素人かもしれないよね。
とは言え、オープニングを見た限りでは高いスキルの場所で同一、ということが
想像できます。
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そして2018SFAとあります。

スーパーフレッシュアングラーの説明。
なぜ、今回この3人が選ばれたか?の説明ですね。
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12人のアングラーが今年度は選ばれた、という説明。
ふむふむ、これは期待できるかもしれない。
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みっぴも10年前のSFAでした!
今や大活躍の本物の釣り人、と誰もが認めるアングラーですね。
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20年前には番組で活躍している北本さんもSFA出身。
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高橋さんもSFA出身です。

この説明、、、結構尺取って説明しているけど、
これって何が言いたいのか?って思った人多いのではないか。
それはどんなベテランも、最初は駈け出しで新人の頃があったよね。
今、活躍している有名人も、最初の時代って必ずあるよね。
ということを、重鎮、老害にわざわざ説明している、ってことである。
これは確実に重鎮がTHEフィッシングで本物の釣りを届けたい、という
しょうもないことをスタッフに言ったために、スタッフが戒めの編集をしたと
思っている。「誰だって駆け出しの頃がある、それを否定してはいけない」と。
すごくわかる編集だった。
もちろん、表向きはSFAの紹介だけど本音はニワカ批判は悪、の原則だからだろう。
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玄界灘のマダイを狙います、というセリフ。
初心者番組なら「マダイです」という魚種名しか言わないだろう。
そこにフィールド名が入ってきた、これは本物の釣り人の発言。
同じ魚種でも全然釣り方が違うぞ!というものがある、たとえば
ショウサイフグでも外房と湾フグはまったく違うし
東京湾ジギングと伊勢湾ジギングもまったく違う。
フィールド名が入ることにより、単なるマダイ釣りではないことが良くわかるようになっている。
玄界灘といえばフィールドが深い、型が大きいという意味が追加される。
同じタイラバでも、フィールドが違うと大変だぞ、ということで、、、
ええ?初心者がいきなり玄界灘で、大丈夫だろうかと思う。
そこでタイラバの経験の有無を聞くと、、
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全員やったことあります!という返事。
うむ、本物の釣り人だ。初めてでーす!という初心者番組ではない。
とは言っても、俺みたいに4年で2回だけ、とかいうタイラバ初心者なのではないか?
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月に2-3回というこれまた、本物の釣り人だろう。
そんなに行っているのか、すごいなー。
もはや初心者の女の子、の姿ではないことがわかる。
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4人が4人ともまったく同じではなく、個性が違ってくる。
タイラバのヘッド重量を統一するのは重要で、これだけ深いと
お祭りしたりするので、ヘッドの重さを統一というのはいいと思う。
色や仕掛けはバラバラで個性が出ている。
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水深は100m以上なので、通常なら1m=1g、100mなら100gほどだが
200gのヘッドを使用しているということは流れが少し早い、という意味である。
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釣り方のポイントとしては、着底させる、これが基本、着底がわからないような
重さでは釣りにならないので、これは確実に着底させたい、ということが
よくわかる。軽いヘッドで、ふわふわしててよくわからないより100倍いい。
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着底したら一定のスピードで巻く。
よくただ巻きって言葉があるが、このただ巻きが出来ていない人が多い。
ただ巻きって一定の速度で巻くのであって、初心者はうおんうおんうおんって
感じで巻く。スピードにムラがあるのだ。
ただ巻きを正確に出来るもの本物の釣り人、である。
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SFAはディープなエリアは初めて、とある。
シャローのタイラバは経験あるけど、ディープはない。という
ことだ、つまり、ここでいかにアジャストしていくか?ということが
出来るか?出来ないのか?が初心者と経験者の差になるのだ。
と、共に秋丸は経験あるよ、という本物の釣り人の証でもある。
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ヘッドが重いのは初めて、とある。つまり軽いのはよく使う。
ヘッドと言うあたりも初心者ではなく、本物の釣り人である証拠でもある。

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ヒットした秋丸への感想。先輩へのリスペクトは忘れない。
さすがだなぁ、SFAの10年先輩だからこそ、という尊敬の念は忘れてはいけない。
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道具の選択結果。適切な道具を使っていることがわかる。
これが、ん?と首をかしげたくなるような道具だと
素人め!となるのだが、良い道具(高いという意味ではなく
ちゃんと状況にマッチしている)を使っている。
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バレんようにせんと、は博多弁ですね。
過去にバレた経験があるので、それをリカバーするように釣るということ。
うむ、本物の釣り人だ。
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が、バレてしまう。これは悔しい。とてもよくわかる。
本物の釣り人ならこの悔しさは共感できる。
「あれ?軽くなっちゃった、テヘペロ」ではないところが初心者番組ではない
本物の釣り人が登場していることがわかる。
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もう一人は70cmの大鯛をゲット。
すばらしい、本物の釣り人であることがわかる。
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そしてヒット連発である。
地合いが短かったりすると連発まで遠いのだが、きっちり合わせてきている感じが
さすが本物の釣り人が釣りをしている、ということだ。
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ドラグがシャーと出る感じが好き、
これはいい、シャーっと出るってことはカリカリドラグ音ではないリールの話だ。
これを通常使っているのだから、かなりの玄人、本物の釣り人であると言える。
シャーっと出るのはベイトリールだからだ、スピニングだと、カリカリ音が出る。
ベイトでも高いモデルのはカリカリ鳴る、道具ではない、腕であることの証明が出来ていると思う。
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なんか大きそう!は、普段から小さいのを釣っていないとわからない感覚。
小型なのに「すごい引く」という初心者番組ではないことがわかる。
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道具の紹介、もちろん適切な道具を使っている。
ここで、あれ?って思うような道具ではない。

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70cmの大きな鯛!大きい!という感想は当たっていた、ということになる。
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やっぱりでかいなー70cmの鯛は
まさに本物の釣り人って感じですね!
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また、アタリがないSFAの方も
ヒットに持ち込むために条件を変えてみる。
タイラバのカラーでもなく、ネクタイとかでもなく、まず変えてみるのは
スピードである。うむ、まず最初にやるのは適切だ。
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当然、適切な道具を使用しているのがわかるのだ。
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その後ヒットして上げたのは、、ブリ!であった。
鯛は釣れなかったけどブリ!
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しかも90cmという特大サイズ。
うむ本物の釣り人ですね!
初心者番組ではヤズ、シオ程度でお茶を濁すところだ。
本物の釣り人だからキャッチできたと思う。
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エンディング、もうみなさん答えはわかっていますね。
全員本物の釣り人であると言えるわけです。
普通ロケは2日間、それを1日だけで完成させてしまうのは
本物の釣り人だからであると言えるでしょう。

途中途中で、適切な道具、という解説があったと思います。
これで、例えば、タイラバ難しそう、やるのはちょっと億劫だな、と思った人はあまりいないだろう。
どっちかというと、あれくらいかな出来そう、と思ったのではないか。

もしこれが、500mの深海釣り、電動リールは使わすに手巻きでやる、
となったら、まあお手軽ね、やってみようかな、とは思わないだろう。
適切な道具というのは必要なのである。

ちなみに重鎮は電動リールを使わない、きっと使わないのではなく、使い方が
わからないのであろう。だから、本物の釣り人ではない、横道、邪道の釣りだ。
そんな深海釣りを電動リールなしでやるのが本物の釣り人なんて誰も思っていない。

ということで、THEフィッシングの女の子だけで玄界灘のタイラバは
実に本物の釣り人の番組であったと言える。

初心者女の子はおらず、全員本物の釣り人であった。

このことから言えるのは、、、

村越さん、長い間お疲れ様でした!

じゃあまた!誰でも最初は初心者!そこがスタート!そこから本物の釣り人になってる!