ふなはしゆめとブログ

既存のメーカーと180度反対のことをやっているルアーメーカーです。消費者目線で開発していきます。業界初の電気式エイガード、アクティブエイガードシリーズを販売しています。 販売先は以下 https://auctions.yahoo.co.jp/seller/funahashi_y 政治の話は下の「政治(NHK党)」をどうぞ

    style-攻略法

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    日本全国75人のファンの皆様こんにちは

    アラバマリグ for シーバスの研究をやっております。



    さて、アラバマリグは違反じゃないか?と

    思ったのですが、インルールであるという証明を行いたいと

    思います。

    私の作ったアラバマリグ2号ですが、





    こんな感じ、フックにワームがそれぞれつきます。



    えー、これは違反だよ!と思ったあなた!

    このルアーはBOOTSと同じなのです。



    想像力が足りない!



    ということで、わかりやすい進化の工程をごらんに入れたいと思います。







    BOOTS。違反ではありませんね?

    むしろ喜んで使います。



    次に



    トリプルフックをシングルフックに変えます。



    トリプルフックをシングルフックにしている人いますね!



    次に



    二股でシングルフックを離します。

    メタルジグのアシストフックと同じような扱いですね。



    次に



    前方にシングルフックをまとめ、後方にシングルフックを追加



    メタルジグで言えば、段差アシストフックにトリプルフック付き、と

    言った感じでしょうか。



    次に



    シングルフックにティンセルやひげもやしを付けます。

    シングルフックにティンセルやヒゲもやしのワームはもはや一般的で

    特殊でもなんでもないですね?



    次に



    二股のアームを伸ばします。

    アームが2cmだろうが15cmだろうが、長さの問題です。

    特殊なことをしているわけではありません。



    次に

    ひげもやしのルアーが大きくなりました。

    ひげもやしのルアーの大きさの規定はありません。



    もう、アラバマリグにしか見えませんね?

    進化の工程を辿ると、何も違反をしていないことがわかります。



    つまり、、、自作アラバマリグ2号は



    進化前は





    これと同じなのです。



    フックポイント5個だし、1つの大きいルアーという考えであります。

    以上、証明終わり。

    きっと来年の夏ぐらいに邪道からアラバマシーバスとか出ますよ(笑)

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    日本全国73人のファンのみなさまこんばんわ

    シャローフィネスじゃないフィネスの研究をしているふなです。



    つーか、商売の邪魔だ(笑)

    フィネスの定義がプロの言ったほうになっちゃう。

    まるで常吉リグの歴史みたいだ。



    それはさておき、フィネスの定義がどうであれ

    湾奥フィネスとしてはワームや小型ルアーを使った釣りの研究です。



    今回はジグヘッド編です。

    去年も何回かワームで釣ったりしました。

    一般的にシーバスにおけるワームの釣りっていうと

    R-32とかのジグヘッドやワインドを思い出すと思うんですが

    ワームは匂いや味があるわけでなく、初期のアメリカンワーム(バス用)程度だと思います。



    また、地位もゴム釣りとか卑下されている感があると思います。

    やっぱりバスと同じでプラグで釣るのが偉い、という文化なんでしょうか?

    そういう私もプラグの釣りが大好きですね。

    特に水面系。

    特にバチヌケシーズンは3月にトップウォーターで釣れる!という

    バスの世界にはないすばらしさがあります。

    #バスのトップウォーターは7-9月のみですね。ほとんど釣れないですが。



    プラグの釣りが好きな理由は他にもあります。

    持論ですが、バイトの深さから導くフッキング率を数字で表わした時に

    100%近いのがプラグなのです。

    なんていう数字かまだ名前はないんですが、、、

    今後はフッキング係数としましょう。

    ルアーの長さのどのくらいの割合をバイトしたらフッキングするか?、です。









    ん???







    わからん!

    という人が多数ですね。



    例えば100mmのルアーの後ろ10mmにバイトしても

    その後ろにトリプルフックがあるから理論上はフッキングします。

    ほとんどのプラグはそんな作りになっています。

    フッキング係数は理論上100%ということになります。



    ジギング等で、アシストフックのみスイベルにつけるような場合。

    100mmのうち70mmくらいまでバイトしないとフッキングしません。

    それより後ろにはフックがないので理論上フッキングしません。

    ということはフッキング係数は30%です。



    これがフッキング係数の概念です。

    ほとんどのプラグはリアのトリプルフックの先がボディより後ろにあるのでフッキング係数は100%ですね。



    フッキング係数(%)=(最終フック針先位置÷ルアー全長)*100



    という式になります。

    プラグ類では100%がほとんどですが、

    ジグヘッドではどうでしょうか?



    最終針先が、ワームの頭の部分ですね。

    フッキング係数が30%とか悪い数字ではないでしょうか?

    そんなこと言ったって、シーバスはベイトを頭から食うから、ジグヘッドの頭部分だけでいいんじゃないか?

    と思う人も多いでしょう。

    その通り、活性の高いシーバスはそういう捕食行動に出ます。

    しかし、リアクションや攻撃系のバイトの場合は、ジグヘッドの頭を狙うとは限りません。

    実際、厳寒期のバスはワームの尻尾を甘噛みするようなバイトや

    スポーンベッドの侵入者を咥えて移動するという、捕食と関係ないバイトも行います。

    同じようなバイトをシーバスもするはずです。



    このバイトはフックのない部分で行うと絶対にフッキングしません。

    よくワームをかじられた!とかいうシーンを見たことがあると思います。

    これをプラグ並み、いや、なるべく近づけるようなリグを設定していました。



    あー、説明が長い!

    ということで、写真!



    上のワームはたぶん王様の店で買ったような気がする。

    覚えてない。たぶん15年以上前のワーム。

    バスアサシンを好んで村田基さんが使っていた頃、って聞けば

    ああ、あの時代ね!ってわかる人もいるかも。

    ジグヘッドは5g-7g前後。

    それの上から、



    普通のジグヘッドリグ

    アシストフック短い仕様

    アシストフック長い仕様



    の順番です。

    フッキング係数は30%、60%、90%くらいに想定してあります。

    使ったアシストフックのリグのキットは右の

    Jackson のPOPN RIG(ポップンリグ)。たぶん廃盤?15年以上前に買ったやつ(笑)



    ジグヘッドのリグも工夫すればプラグ並にフッキング係数を上げることが出来るよ、っていう記事でした。



    あとはこのリグがプラグ以上の釣果を出してくれればいいんだけど

    オープンウォーター用というよりかは

    ボートのストラクチャー用やおかっぱりのストラクチャー用でロストしても懐が痛まないように、、

    高校生やプラグ高いよ!と思っている方に、です。



    ワームはソルトウォーターアサシンとか使ってますけど

    私は普通に、ソルトウォーターバークレイとかエコギアの方がもっと

    釣れると思います。



    あくまでもコンセプトプロトタイプです!

    実験してプラグよりワームの方が釣れたらもう、高いプラグ買わなくてもいいし、ロストも怖くないっと。



    とりあえず今週末浸かってきます(使って)。


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    日本全国73人のファンのみなさまこんばんわ

    シャローフィネスじゃないフィネスの研究をしているふなです。



    つーか、商売の邪魔だ(笑)

    フィネスの定義がプロの言ったほうになっちゃう。

    まるで常吉リグの歴史みたいだ。



    それはさておき、フィネスの定義がどうであれ

    湾奥フィネスとしてはワームや小型ルアーを使った釣りの研究です。



    今回はジグヘッド編です。

    去年も何回かワームで釣ったりしました。

    一般的にシーバスにおけるワームの釣りっていうと

    R-32とかのジグヘッドやワインドを思い出すと思うんですが

    ワームは匂いや味があるわけでなく、初期のアメリカンワーム(バス用)程度だと思います。



    また、地位もゴム釣りとか卑下されている感があると思います。

    やっぱりバスと同じでプラグで釣るのが偉い、という文化なんでしょうか?

    そういう私もプラグの釣りが大好きですね。

    特に水面系。

    特にバチヌケシーズンは3月にトップウォーターで釣れる!という

    バスの世界にはないすばらしさがあります。

    #バスのトップウォーターは7-9月のみですね。ほとんど釣れないですが。



    プラグの釣りが好きな理由は他にもあります。

    持論ですが、バイトの深さから導くフッキング率を数字で表わした時に

    100%近いのがプラグなのです。

    なんていう数字かまだ名前はないんですが、、、

    今後はフッキング係数としましょう。

    ルアーの長さのどのくらいの割合をバイトしたらフッキングするか?、です。









    ん???







    わからん!

    という人が多数ですね。



    例えば100mmのルアーの後ろ10mmにバイトしても

    その後ろにトリプルフックがあるから理論上はフッキングします。

    ほとんどのプラグはそんな作りになっています。

    フッキング係数は理論上100%ということになります。



    ジギング等で、アシストフックのみスイベルにつけるような場合。

    100mmのうち70mmくらいまでバイトしないとフッキングしません。

    それより後ろにはフックがないので理論上フッキングしません。

    ということはフッキング係数は30%です。



    これがフッキング係数の概念です。

    ほとんどのプラグはリアのトリプルフックの先がボディより後ろにあるのでフッキング係数は100%ですね。



    フッキング係数(%)=(最終フック針先位置÷ルアー全長)*100



    という式になります。

    プラグ類では100%がほとんどですが、

    ジグヘッドではどうでしょうか?



    最終針先が、ワームの頭の部分ですね。

    フッキング係数が30%とか悪い数字ではないでしょうか?

    そんなこと言ったって、シーバスはベイトを頭から食うから、ジグヘッドの頭部分だけでいいんじゃないか?

    と思う人も多いでしょう。

    その通り、活性の高いシーバスはそういう捕食行動に出ます。

    しかし、リアクションや攻撃系のバイトの場合は、ジグヘッドの頭を狙うとは限りません。

    実際、厳寒期のバスはワームの尻尾を甘噛みするようなバイトや

    スポーンベッドの侵入者を咥えて移動するという、捕食と関係ないバイトも行います。

    同じようなバイトをシーバスもするはずです。



    このバイトはフックのない部分で行うと絶対にフッキングしません。

    よくワームをかじられた!とかいうシーンを見たことがあると思います。

    これをプラグ並み、いや、なるべく近づけるようなリグを設定していました。



    あー、説明が長い!

    ということで、写真!



    上のワームはたぶん王様の店で買ったような気がする。

    覚えてない。たぶん15年以上前のワーム。

    バスアサシンを好んで村田基さんが使っていた頃、って聞けば

    ああ、あの時代ね!ってわかる人もいるかも。

    ジグヘッドは5g-7g前後。

    それの上から、



    普通のジグヘッドリグ

    アシストフック短い仕様

    アシストフック長い仕様



    の順番です。

    フッキング係数は30%、60%、90%くらいに想定してあります。

    使ったアシストフックのリグのキットは右の

    Jackson のPOPN RIG(ポップンリグ)。たぶん廃盤?15年以上前に買ったやつ(笑)



    ジグヘッドのリグも工夫すればプラグ並にフッキング係数を上げることが出来るよ、っていう記事でした。



    あとはこのリグがプラグ以上の釣果を出してくれればいいんだけど

    オープンウォーター用というよりかは

    ボートのストラクチャー用やおかっぱりのストラクチャー用でロストしても懐が痛まないように、、

    高校生やプラグ高いよ!と思っている方に、です。



    ワームはソルトウォーターアサシンとか使ってますけど

    私は普通に、ソルトウォーターバークレイとかエコギアの方がもっと

    釣れると思います。



    あくまでもコンセプトプロトタイプです!

    実験してプラグよりワームの方が釣れたらもう、高いプラグ買わなくてもいいし、ロストも怖くないっと。



    とりあえず今週末浸かってきます(使って)。

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    全国51人のファンのみなさまこんにちは

    今日は留守番のふなです。



    今日は「バレる」を科学したいと思います。

    考察自体は10数年前にたどり着いたものなんですが、、、

    個人的な仮説と思っていただければ幸いです。



    バレる、というのは魚がフッキングしたのに外れる現象のこととします。



    なんですが、実はフッキングには2通りあり、ノセルとカケルがあります。



    ノセルとカケルの違いと明確にしている人は少なく、定義があいまいだったりしているので、魚をカケタ、なのか、魚をノセタなのか

    ごっちゃになっていることが多いです。

    プロでもなかなか正確に使い分けている人は少ないです。



    諸説あるのですが、私の定義は

    ノセル=バーブまで達していない

    カケル=バーブを通過

    としたいと思います。

    以降、この定義で説明します。



    スイープフッキングをノセル、電撃フッキングをカケルとしても良いのですが、じゃあ、どこからノセルのスピードで、どこからカケルのスピードなの?と定義があいまいになってしまうんです。





    バーブレスフックの場合が微妙で、バーブがないので魚がカカラないことになりますが、既存のバーブの位置に魚の身が通過しているか

    していないか、で良いと思います。

    ゲイブまで魚の身が届けばバーブレスフックでも魚をカケタことになる、という定義です。



    さて、話は元に戻って、バレる、ですが、

    ノセタ時にバレるのか、カケタ時にバレるのか?で

    メカニズムも対処も違ってきます。



    ノセタ時にはバーブが貫通していないので、カケルことが大事になります。

    バスやシーバスは口が固いので、カケタつもりでもノセルことになっています。

    シーバスのビデオ見ても、ちゃんとフッキング動作が出来ている人が

    少ないです。

    シーバスのバイトは反転なので、向こうアワセ的なことでフッキング不要と思っている人がいっぱいいるかもしれません。



    おっと、ここで、なんでバレるを科学することになったか、という話をしたいと思います。



    昔バス釣りしてた頃にラバージグを良く使い、結構な確率でバレていたのです。

    それともうひとつ。

    村田基さんが池原ダムで世界記録とか樹立してたころに

    太い軸のフックを発売したとかで、60専用フック、太さが2倍

    みたいなコピーでフックを売っていたんですね。

    これ今までのタックルで大丈夫なのかなー

    全然説明ないけど、、、と思って計算を始めたのがきっかけでした。



    太軸にする場合、直径が2倍になると、面積は4倍になります。

    フッキングに関わる力は以前の4倍必要、ということです。

    通常10lbラインなら40lbラインが必要なはずなのに

    それが理解できて使っている人はいないのではないか?と思えるほどライトなタックルで太軸フックを使っています。

    そりゃあバレるわ、、、



    と言って逆に細軸のフックでは強度が心配です。

    良く、シーバスの雑誌なんか読んでいると、フック伸ばされた、大物だったに違いない、みたいな記事を見ますが

    細すぎるんだよ!と心の中で突っ込んでいます。

    いや、その前に、タックルバランスのボトルネックを知らないんじゃないか?

    あるいはノセタ状態で引っ張れば、テコの原理で、フック伸ばされるわ!しっかりフッキングしてカケろ!と突っ込んでます。

    ゲイブまで通せば伸ばされるのはマレになるでしょう。



    ラバージグではバレる原因がジグヘッドの重さにあると突き止めました。

    封筒にラバージグをつけ、思いっきり振ればラバージグは紙を破り

    飛んでいきます。

    ワームフックのみならしっかり刺さったままです。

    これはジグヘッドにフックが直結されていて、ヘッドの重さが

    てこの原理でフックに力がかかり、口の中の穴を広げていきます。

    そしてバーブが効かなくなり、バレるというメカニズムになります。



    魚が暴れてもフックの貫通した穴が広がらない方法を考える、

    そしてジグヘッドの軽量化へとアプローチしていきました。

    なぜこれが有効かというと、、、

    魚が暴れる=遠心力の作用、なのです。



    遠心力は以下の式で計算されます。





      F=mα   



    mは質量

    αは加速度

    です。



    遠心力を小さくするには

    mの質量を落とす=ジグヘッドの軽量化

    αの加速度を落とす=バスを水中から出さない

    という計算が成り立ちます。



    質量を落とすというのは、ルアーそのものの重量です。

    重いルアーは遠心力が大きい=バレやすい、ということになります。



    加速度を落とすというのは、魚を水中から出さないようにする、ということです。

    よく、バスプロが「いなして」魚を水中から出さないように、ジャンプさせないようにしているのを

    見たことがあると思います。

    あれは格好つけてやっているわけではないのです。

    水中の魚の首フリと、水上(空気中)の魚の首フリは、空気中の方が高速ですね。



    これがバレるのメカニズムであり、公式です。

    重いルアーほど遠心力が強くなるということが数式で説明できたと思います。



    ラバージグではジグヘッドの鉛のかわりにプラスチックを使い、ダウンショットで使っていました。

    これで、ジグヘッドの質量は減り、キャスティングの時の重量はダウンショットの重さで飛ばすという

    パーフェクトなリグだと自負しておりました。

    2001年頃のバス釣りビデオにその画像が残っていたりします。

    http://www.youtube.com/watch?v=YEkMN9xylp8



    おっと話が脱線しました。

    ということで、ノセている時にシーバスが首振れば、バレます。水上ではなおさらです。

    しっかりフッキングしてカケましょう。



    次にカケている時にバレる場合。

    遠心力の影響を最小にしないといけません、ジャンプさせないように取り込むか

    ルアーの軽量化を課題にしましょう。



    ということで、バレるの科学のまとめ。

    バレないようにするには、、、



    ・フッキングはしっかりと

    ・魚をいなしでジャンプさせない

    ・軽いルアーを使う

    ・フックは適切な大きさで



    技術的なのは前2つ。

    道具的なのは後ろ2つ。



    重いルアーを使うにはそれなりのタックルが必要、ということになります。

    重くなればなるほどフックの選択はシビアで、細すぎると伸ばされるし、太すぎるとノルだけでかからないので

    タックルバランスの調整が必要になるのです。

    バラシ病の方は参考にしてください。

    単純に細軸フックにすればいいというわけではないのです。



    これが10年くらい前にたどり着いたバレの科学、であります。

    参考にならないかもしれませんが(笑)



    次回はラインの太さの不思議でも解説してしまおうかな、、、

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    全国51人のファンのみなさまこんにちは

    今日は留守番のふなです。



    今日は「バレる」を科学したいと思います。

    考察自体は10数年前にたどり着いたものなんですが、、、

    個人的な仮説と思っていただければ幸いです。



    バレる、というのは魚がフッキングしたのに外れる現象のこととします。



    なんですが、実はフッキングには2通りあり、ノセルとカケルがあります。



    ノセルとカケルの違いと明確にしている人は少なく、定義があいまいだったりしているので、魚をカケタ、なのか、魚をノセタなのか

    ごっちゃになっていることが多いです。

    プロでもなかなか正確に使い分けている人は少ないです。



    諸説あるのですが、私の定義は

    ノセル=バーブまで達していない

    カケル=バーブを通過

    としたいと思います。

    以降、この定義で説明します。



    スイープフッキングをノセル、電撃フッキングをカケルとしても良いのですが、じゃあ、どこからノセルのスピードで、どこからカケルのスピードなの?と定義があいまいになってしまうんです。





    バーブレスフックの場合が微妙で、バーブがないので魚がカカラないことになりますが、既存のバーブの位置に魚の身が通過しているか

    していないか、で良いと思います。

    ゲイブまで魚の身が届けばバーブレスフックでも魚をカケタことになる、という定義です。



    さて、話は元に戻って、バレる、ですが、

    ノセタ時にバレるのか、カケタ時にバレるのか?で

    メカニズムも対処も違ってきます。



    ノセタ時にはバーブが貫通していないので、カケルことが大事になります。

    バスやシーバスは口が固いので、カケタつもりでもノセルことになっています。

    シーバスのビデオ見ても、ちゃんとフッキング動作が出来ている人が

    少ないです。

    シーバスのバイトは反転なので、向こうアワセ的なことでフッキング不要と思っている人がいっぱいいるかもしれません。



    おっと、ここで、なんでバレるを科学することになったか、という話をしたいと思います。



    昔バス釣りしてた頃にラバージグを良く使い、結構な確率でバレていたのです。

    それともうひとつ。

    村田基さんが池原ダムで世界記録とか樹立してたころに

    太い軸のフックを発売したとかで、60専用フック、太さが2倍

    みたいなコピーでフックを売っていたんですね。

    これ今までのタックルで大丈夫なのかなー

    全然説明ないけど、、、と思って計算を始めたのがきっかけでした。



    太軸にする場合、直径が2倍になると、面積は4倍になります。

    フッキングに関わる力は以前の4倍必要、ということです。

    通常10lbラインなら40lbラインが必要なはずなのに

    それが理解できて使っている人はいないのではないか?と思えるほどライトなタックルで太軸フックを使っています。

    そりゃあバレるわ、、、



    と言って逆に細軸のフックでは強度が心配です。

    良く、シーバスの雑誌なんか読んでいると、フック伸ばされた、大物だったに違いない、みたいな記事を見ますが

    細すぎるんだよ!と心の中で突っ込んでいます。

    いや、その前に、タックルバランスのボトルネックを知らないんじゃないか?

    あるいはノセタ状態で引っ張れば、テコの原理で、フック伸ばされるわ!しっかりフッキングしてカケろ!と突っ込んでます。

    ゲイブまで通せば伸ばされるのはマレになるでしょう。



    ラバージグではバレる原因がジグヘッドの重さにあると突き止めました。

    封筒にラバージグをつけ、思いっきり振ればラバージグは紙を破り

    飛んでいきます。

    ワームフックのみならしっかり刺さったままです。

    これはジグヘッドにフックが直結されていて、ヘッドの重さが

    てこの原理でフックに力がかかり、口の中の穴を広げていきます。

    そしてバーブが効かなくなり、バレるというメカニズムになります。



    魚が暴れてもフックの貫通した穴が広がらない方法を考える、

    そしてジグヘッドの軽量化へとアプローチしていきました。

    なぜこれが有効かというと、、、

    魚が暴れる=遠心力の作用、なのです。



    遠心力は以下の式で計算されます。





      F=mα   



    mは質量

    αは加速度

    です。



    遠心力を小さくするには

    mの質量を落とす=ジグヘッドの軽量化

    αの加速度を落とす=バスを水中から出さない

    という計算が成り立ちます。



    質量を落とすというのは、ルアーそのものの重量です。

    重いルアーは遠心力が大きい=バレやすい、ということになります。



    加速度を落とすというのは、魚を水中から出さないようにする、ということです。

    よく、バスプロが「いなして」魚を水中から出さないように、ジャンプさせないようにしているのを

    見たことがあると思います。

    あれは格好つけてやっているわけではないのです。

    水中の魚の首フリと、水上(空気中)の魚の首フリは、空気中の方が高速ですね。



    これがバレるのメカニズムであり、公式です。

    重いルアーほど遠心力が強くなるということが数式で説明できたと思います。



    ラバージグではジグヘッドの鉛のかわりにプラスチックを使い、ダウンショットで使っていました。

    これで、ジグヘッドの質量は減り、キャスティングの時の重量はダウンショットの重さで飛ばすという

    パーフェクトなリグだと自負しておりました。

    2001年頃のバス釣りビデオにその画像が残っていたりします。

    http://www.youtube.com/watch?v=YEkMN9xylp8



    おっと話が脱線しました。

    ということで、ノセている時にシーバスが首振れば、バレます。水上ではなおさらです。

    しっかりフッキングしてカケましょう。



    次にカケている時にバレる場合。

    遠心力の影響を最小にしないといけません、ジャンプさせないように取り込むか

    ルアーの軽量化を課題にしましょう。



    ということで、バレるの科学のまとめ。

    バレないようにするには、、、



    ・フッキングはしっかりと

    ・魚をいなしでジャンプさせない

    ・軽いルアーを使う

    ・フックは適切な大きさで



    技術的なのは前2つ。

    道具的なのは後ろ2つ。



    重いルアーを使うにはそれなりのタックルが必要、ということになります。

    重くなればなるほどフックの選択はシビアで、細すぎると伸ばされるし、太すぎるとノルだけでかからないので

    タックルバランスの調整が必要になるのです。

    バラシ病の方は参考にしてください。

    単純に細軸フックにすればいいというわけではないのです。



    これが10年くらい前にたどり着いたバレの科学、であります。

    参考にならないかもしれませんが(笑)



    次回はラインの太さの不思議でも解説してしまおうかな、、、

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